2009年11月中旬 晴
ムラサキツバメの撮影に行こうかと思ったのですが、今年は集団が少ないようなので埼玉方面に出掛けました。
最初に狭山に寄って、アオバセセリの幼虫の様子を見てみることにしました。
一ヶ月ほど前に終齢幼虫を見つけたのですが、今年は自然状態で観察をしようと思いました。昨年は袋掛けをして観察したのですが、スミナガシの幼虫が入ってしまうトラブルで別の場所へ移動しての観察になりました。それでも、アワブキの葉を合わせた中で蛹を確認できました。
ところが、自然状態ではアワブキから離れて蛹化する確率が高いようで、愛野緑さんの観察によると複数の幼虫も1匹を残して姿が確認できないとのことでした。この日は最後の幼虫も見つからず、少し周囲を探しましたが、蛹は簡単には見つかりそうもなく諦めました。
やはり、移動してしまうのでしょうね。無事に羽化してくれることを願うばかりです。
一ヶ月前に巣を開いて撮影した幼虫です。
アオバセセリ(幼虫)
ムラサキシジミを撮影しようと、ダンダラさんの家の近くの公園へ行きました。
ムラサキシジミは複数飛んでいるようですが、あまり期待していなかったムラサキツバメの雄も混じっていました。色は出ていませんが、結構新鮮な個体のように見えました。
ムラサキツバメ(雄・静止)
ムラサキシジミは3メートルくらいの高さのサザンカの周囲を飛んでいる雌が良いモデルになってくれました。
ムラサキシジミ(雌・静止)
じっくり見るのは久しぶりですが、やはり綺麗ですね。
サザンカを入れて少し引いて撮影してみました。
ムラサキシジミ(雌・静止)
一度だけサザンカで吸蜜してくれましたが、一番高い位置の花でした。できればもう少し良い位置で吸蜜して欲しかったのですが、この蝶の吸蜜は良い写真が撮れていないので、これでも嬉しいです。
ムラサキシジミ(雌・吸蜜)
パスト連写で飛翔も撮影しました。
ムラサキシジミ(雌・飛翔)
昼に凪で久々に塩ラーメンを食べて、午後に紅葉と蝶を狙いましたが、こちらは成果なしでした。