2010年3月中旬 晴
昨年は3月16日に記録としては最短らしい神奈川のギフチョウを運良く撮影できました。
それを考えると20度を超える予報なので発生する確率は高いのですが、先週に続いて狭山へ行きました。
最初に狭山市のポイントへ行きました。9時半頃から10時過ぎまで探しましたが、コツバメは見れませんでした。
少し気温も低い時間だったのですが、明日以降の発生ではないかと思います。
狭山丘陵には11時頃の到着です。やっとミヤマセセリを撮影できました。
ミヤマセセリ(雄・静止)
ミヤマセセリはhirokouさんが週明け早々に撮影しています。複数見ることができましたが、確認できたのは狭い範囲でした。
花は各所でタチツボスミレが咲き始めていましたが、他のスミレは確認できませんでした。
モミジイチゴは一斉に開花したようです。
コツバメのポイントへ行きましたが、やはり未発生のようです。
ムラサキシジミが多く、オオイヌノフグリでの吸蜜は珍しいという仮説は崩れました。(笑)
複数のムラサキシジミが吸蜜に来ていたので、広角でも撮影できました。
ムラサキシジミ(吸蜜)
この蝶の青はコツバメと紛らわしいのですが、そういうポイントもここだけかもしれません。
キタテハもやって来ましたが、花が小さいので吸蜜と分かる写真を撮影するのは難しいです。
キタテハ(吸蜜)
先週撮影したスジグロシロチョウも何度か飛んで来ました。今回は吸蜜をしっかり撮影できました。
スジグロシロチョウ(吸蜜)
お馴染みのテングチョウも仲間入りです。
テングチョウ(吸蜜)
ヒオドシチョウを見る機会の多い場所へ行ってみましたが、一度絡んで飛んで来ただけでした。まだ特定の場所でテリトリーを張るという時期ではないのかもしれません。
昨年の秋に持ち帰ったダイミョウセセリの幼虫を確認してみると、巣から出て動いていました。
巣の中で蛹化すると思っていたのですが、そうでもないようですね。綺麗なピンク色です。
ダイミョウセセリ(幼虫)
この枯葉は蛹化するのに良さそうだと思って選びました。中で蛹になってくれるといいのですが、摂食せずに蛹になるのに無事に越冬できた巣から出てくるというのは不思議ですね。