2012年7月中旬
連休を1日ずらして長野、群馬、山梨などを回ってきました。
本命は昨年水が涸れて吸水が見れなかった、八ヶ岳のミヤマシロチョウの集団吸水でしたが、途中で会ったHさんから今年はかなり厳しいという話を聞いて断念しました。
長年の保全活動の成果で集団が観察できるまでになったのを思うと残念ですが、何とかまた復活して欲しいと願っています。
3日で撮影したゼフをまとめて掲載します。
群馬のウラジロミドリシジミ、ハヤシミドリシジミのポイントでは教えていただいた「
蝶の玉手箱」のcactussさんも来ていました。
ハヤシミドリシジミは一度だけ降りてきたのを見失いましたが、他は降りてくれませんでした。
ウラジロミドリシジミは何度か撮影機会がありました。
ウラジロミドリシジミ(雄・静止)
摺り合わせた翅表の色で雄かどうか分からなくなりましたが、雄の後翅は黒い部分が広いようです。
翅裏の紋が薄いことからも雄のようです。
こちらは別個体で、隙間から見える青で雄なのが分かります。
ウラジロミドリシジミ(雄・静止)
残念ながら開いてくれませんでした。
ミヤマシロチョウへ行こうとしていた日は前日の夜にヘムレンさんに教えてもらったアイノミドリシジミのポイントへ行きました。
2日違いですが、ヘムレンさんが撮影した場所よりも奥の空間でテリトリーを張っているようです。
隙間から何とか撮影しましたが、かなりトリミングしての掲載です。
アイノミドリシジミ(雄・静止)
群馬の高原ではジョウザンミドリシジミが発生初期のようです。
この日は群馬が日本で一番暑かったようで、高原でも猛暑です。
ジョウザンミドリシジミはここまで開いていましたが、その後はぴったり翅を閉じていました。
ジョウザンミドリシジミ(雄・静止)
下草に止まる個体も見れたのですが、開かないと上に止まっているのと同じです。
手で影を作ると開くのですが、1人では輝く角度から撮影できません。
一番開翅が撮影しやすいはずのジョウザンミドリシジミもうまく撮れずに思うようにいきません。
メスアカミドリシジミはまずまずの距離では撮影できました。
メスアカミドリシジミ(雄・静止)
一度低い位置で長い卍飛翔があったのでストロボ連写で撮影しました。
メスアカミドリシジミ(雄・飛翔)
最後に「
コロポックル讃歌」のclossianaさん、「
90% Papillon」のpapilaboさんと合流して、エゾミドリシジミを案内していただきました。
なかなか良いポイントが見つからずに何年も良い撮影場所を探している蝶の1つです。
ここでは、いきなり低い位置で開翅です。
エゾミドリシジミ(雄・静止)
そのまま広角でも撮影しましたが、念のために掲載自粛です。
なかなか思うようにならなかったのが最後に一番の成果で嬉しい撮影でした。
この場所に関しては問い合わせいただいても公開できませんのでご了承ください。同行者限定とさせていただきます。
cactussさん、ヘムレンさん、clossianaさん、papilaboさんにはお世話になりました。ありがとうございます。