2014年4月中旬
昨年は数が少なかった秩父方面のスギタニルリシジミを見に行きました。
多かった年と比べると少ないですが、昨年よりはかなり増えていたので安心しました。
沢の反対側には残雪も多いですが、桜は満開でした。
桜の周囲や高い位置にも飛んでいましたが、吸蜜は撮影できませんでした。
カタクリも綺麗な花が多いので、以前に吸蜜を撮影した場所で狙います。
ここにはナガバノスミレサイシンも多く咲いています。
ナガバノスミレサイシン
ヒナスミレは咲き始めでしたが、1株だけしっかり咲いていました。
ヒナスミレ
ナガバノスミレサイシンでの吸蜜も何度か観察しているのですが、こちらは撮影できていません。
花に止まりましたが、吸蜜ではないようです。向きも後ろです。
スギタニルリシジミ(静止)
セントウソウも多く、こちらでは何度か吸蜜しました。
スギタニルリシジミ(吸蜜)
しばらく待つとカタクリに飛んできました。
花の状態も文句なしです。
スギタニルリシジミ(吸蜜)
ストローを伸ばしながら中心にゆっくり近づきます。
スギタニルリシジミ(吸蜜)
このあとは潜り込んで良い絵にはなりません。
この場所では一度求愛が観察できました。
この蝶では初めてです。
雌かどうかは確認できていませんが、短い飛翔を何度か繰り返して雄が追いかけていました。
残念ながら雌はその気がないようで一度翅を震わせて拒否していたように見えました。
まともに撮れていないのですが、一枚だけ撮影したので掲載しておきます。
スギタニルリシジミ(求愛)
キブシ以外の吸蜜を撮影しにくい印象の蝶ですが、この場所では数種類の花で撮影しやすいのが不思議です。
ナガバノスミレサイシン、ヒナスミレの吸蜜をいつか撮影したいです。