2014年8月中旬
今年はこのエリアのコヒョウモンモドキの幼虫、蛹を探しましたが成果なしです。
前週は卵も探しましたが、こちらも駄目でした。
まだ早いからかとも思いましたが、「
浅間暮らし」の浅間の煙さんの観察では多くの卵が見つかっているようです。
そこで少し離れたエリアでもクガイソウを見つけると卵を探してみました。
100株くらいチェックしましたが、簡単には見つかりません。(^^;
タテハ類が多い場所で浅間の煙さんと会うことができました。
苦戦しているのを評価してくれたのか、案内いただけることになりました。
ポイントに着くと成虫も飛んで来ました。
コヒョウモンモドキ(吸蜜)
fanseabさんの調査で産卵時間は昼頃と書かれていました。
時間的に昼前なので、産卵も期待できそうです。
このときは1個体が産卵場所を探しているような様子を見せましたが、その後は吸蜜モードになり、しばらくすると見失いました。
卵塊で産卵するので、卵があればすぐに見つかります。
コヒョウモンモドキ(卵)
周囲を少し探しましたが、日が陰る時間が多かったこともあって成虫は見当たりません。
最初の場所が良さそうなので、そこで待つことにしました。
しばらくすると雌が飛んできました。花の終わったクガイソウの周りを何度も飛びます。
葉に止まって産卵体勢のようです。
コヒョウモンモドキ(産卵行動)
うまく体勢が確保できなかったようで一度休憩です。
コヒョウモンモドキ(静止)
今度はちゃんと産卵を始めたようです。
コヒョウモンモドキ(産卵)
浅間の煙さんを呼んでから邪魔な草などを整理して撮影再開です。
途中で腹部を上げて休憩しながら卵塊を形成していくようです。
コヒョウモンモドキ(産卵行動)
低い位置から卵が写るように狙いましたが、小さい卵なのと逆光で条件が悪いので鮮明には写りません。
コヒョウモンモドキ(産卵)
ストロボを使うと少しは産まれた卵が分かりやすく見えます。
コヒョウモンモドキ(産卵)
コンデジの調子が悪いのですが、何とか雰囲気は分かる写真になりました。
コヒョウモンモドキ(産卵)
ストロボを使って卵が綺麗に写っている写真は、浅間の煙さんのブログを見てください。
40分ほど待ちましたが産卵体勢のままでした。
途中からは翅を広げて撮影しにくくなってしまいました。
産卵は12時過ぎからでしたが、40分頃に別の雌も産卵を始めました。
コヒョウモンモドキ(産卵)
こちらは順光で撮影できますが葉が邪魔で撮影角度が難しいです。
最後まで見届けずに移動しました。
浅間の煙さんにはお世話になりました。ありがとうございます。