2016年6月中旬
週末に行く予定のハヤシミドリシジミでしたが、前回の記事で紹介したように、まずまず撮影できました。
そこで遠征自粛中ですが何人かで同行できればと「
ヘムレン の Nature Photo」のヘムレンさん、「
蝶と蜻蛉の撮影日記」のdragonbutterさんと福島まで遠征することにしました。
キマダラルリツバメは2009年以来なので、6年ぶりでしょうか。
当時はあまり知られていなかったと思うのですが、最近は多くの撮影者が行っている有名ポイントへ行くと、午後から雲が多くなったこともあって早めの登場です。
何とか4つの尾状突起の先端の白が残っています。
キマダラルリツバメ(静止)
擦れた個体もいますが、翅表もまずまず綺麗でした。
キマダラルリツバメ(静止)
ある程度は撮影できましたが、この場所が3度目のdragonbutterさんの話では飛ぶ場所がかなり狭い範囲になっているようです。
撮影者も多く、誰かが止まるのを確認するとダッシュで駆け寄る人もいて落ち着きません。
大勢で撮影する場合はそれなりのマナーを考えてもらいたいものです。
最初に来たときに撮影した場所が近く、ここよりは発生も少し遅いので移動してみました。
ここではテリ張りを観察したことがないので心配でしたが見つけることができました。
最初に止まるとすぐに開いた翅表は息をのむ美しさでした。
キマダラルリツバメ(静止)
次に良い位置に止まると全開翅に近く開いてくれました。
後ろから撮影する方が青が鮮やかな蝶のようです。
キマダラルリツバメ(静止)
上は複眼や触覚にピントが合っていますが、尾状突起ではぶれています。
下は逆ですが、この蝶の場合はこちらが正解でしょうか。
もちろん、両方に合えばいいのですが条件的に難しく僕の器材と技量では無理でした。(^^;
キマダラルリツバメ(静止)
翅裏も綺麗ですが、尾状突起が3つしか写っていないのが少し残念です。
キマダラルリツバメ(静止)
この場所では3個体は確認できていますが、下に止まるのは同じ個体だけのようです。
他は木の上に止まっているようで撮影チャンスはありません。
ヒメジョオンの蕾に止まっての半開翅です。
花がこっち向きだと良かったのですが。
キマダラルリツバメ(静止)
広角で翅表を入れて撮ろうとしましたが飛ばれてしまいました。
そのうちにあまり動かなくなり、翅も開かなくなりました。
キマダラルリツバメ(静止)
こんなに綺麗な個体を撮影できるとは思っていなかったので嬉しい出会いとなりました。
同行のヘムレンさんとdragonbutterさんの3人での遠征はミカドアゲハ以来でしたが、そのときも期待以上の成果で相性が良いみたいです。
同行ありがとうございました。
他の蝶やトンボも楽しめたので次回以降に掲載します。