2017年5月上旬
連休の最後は埼玉の渓流地帯です。
ミツバウツギはかなり良い状態なので、アオバセセリを期待して待ちます。
昨年は多数の個体を観察しましたが、なかなか姿を現しません。
2時間近く待って、やっと吸蜜に来ました。
しばらく高い位置で証拠写真程度です。
10分近く吸蜜して良い位置に来ないのは珍しいです。
駄目元でゆらしてみたら降りてきました。(^^;
アオバセセリ(吸蜜)
たいていの場合は逃げるかもっと高く上がるのですが幸運でした。
更に近くへ来たのですが短時間で高い位置へ上がりました。
それでも薄曇りで良い色で撮影できました。今までの撮影でも一番かもしれません。
アオバセセリ(吸蜜)
結局15分くらい吸蜜していたと思いますが、低い位置は1分もなかったです。
他の蝶も撮影したいので移動しました。
ツツジに来ている黒系アゲハも増えてきました。
ミヤマカラスアゲハが来ていましたが破損も大きく、擦れていました。
ナガサキアゲハの雄も翅が痛んでいました。
ここでは撮影機会の少ない2種ですが、良い写真も撮れなかったので掲載は見送ります。
一番良いモデルはクロアゲハでした。
クロアゲハ(吸蜜)
1個体ですが、あまり飛び回らずにゆっくり吸蜜していました。
オナガアゲハは数は多いのですが、吸蜜しても他の個体やカラスアゲハが絡んでゆっくり撮影できません。
数が多いポイントも撮影に苦労します。
オナガアゲハ(吸蜜)
カラスアゲハは飛び回ってばかりで撮影できませんでした。
そのうちチャンスがあるでしょう。
サカハチチョウがいないかと奥へ行くと、ヘムレンさん、みき♂さん、おはるさんが居ました。
サカハチチョウは見ていないとのことで、別の場所を探します。
まだ発生初期なので苦労しましたが、何とかヒメウツギで発見しました。
サカハチチョウ(吸蜜)
ピカピカの新鮮個体で美しいです。
翅裏も魅力的です。
サカハチチョウ(吸蜜)
午後にスミナガシのポイントへ向かいましたが、諸事情で引き返しました。
こちらも、近いうちに出会いたい蝶です。