2007年8月上旬 晴→曇
山の会で富士山のお中道を歩く。参加者7名でスバルラインの5合目付近へ。
富士山
富士山も5合目くらいから見ると全く違う形に見えて、普通の山だ。(笑)
5合目の駐車場は満車で、奥庭近くに車を止める。
「お中道」は5合目くらいの標高を歩く散歩道で、崩壊している「大沢」で引き返すコースになっている。
奥庭からコースの途中の御庭まで上るが、入口が分からずに別の道で奥庭近くまで降りてしまった。(^^;
戻って分りにくい分岐を発見。歩き出して再び次の分岐を通り過ぎるが、今度は被害も少なく正しいコースへ復帰。
滑沢で昼食。ガスが出てきて遠くの風景は全く見れなくなってしまった。
登山地図では大沢まで70分、標識には25分、35分、45分といろいろ書かれている。(笑)
70分では往復するのが厳しいが、そこまでかからないだろうと出発。結局40分くらいだろうか。
滑沢まではあまり花が咲いていなかったのだが、だんだんと花の種類が増え、大沢まで歩いて正解だった。
次の沢付近ではヤハズヒゴタイ、ヒメシャジン、トモエシオガマなどが咲いていた。
もう1つ沢を越えると林の中にシャクジョウソウが咲いていた。時期的には少し遅いが、綺麗なものを探して撮影。
シャクジョウソウ
ギンリョウソウと同じ葉緑素を持たない腐生植物で、枯れ葉の栄養分を吸収して成長する。
ギンリョウソウは見る機会も多いのだが、シャクジョウソウは花が終わったものを1回見ただけなので嬉しい。
更に、小さい白いランの仲間を発見。調べるとヒメミヤマウズラという花だ。
ヒメミヤマウズラ
検索すると、それほど珍しい花でもなさそうだがラン科の花が撮影できると嬉しい。
付近にはカニコウモリ、コウモリソウも咲いていて、これらの花も久しぶりだ。
大沢付近にはサラシナショウマ、ダイモンジソウ、トリカブトが咲いていた。
ダイモンシソウも数年ぶりに撮影できた。
トリカブトはヤマトリカブトだと思っていたが、調べるとここの地名の付いたオオサワトリカブトだった。
花はあまり期待していなかったので、数種類の初撮影ができて予想外の収穫となった。
来た道を戻って解散。参加の皆様、お疲れ様でした。
富士山お中道の写真
by banyan10
| 2007-08-26 18:41
| 山
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