2008年4月上旬 晴
飛翔撮影用の新兵器カシオの「EXILIM PRO EX-F1」を購入。本当はGX100を買うつもりだったのだが、予定を変更。秒60コマの高速連写でシャッターを押した時点より前の画像を記録できるパスト連写で今まで不可能だった飛翔を撮れる機能が最大の魅力だ。値段も高いが、幸いにも2月〜3月は忙しく仕事したので何とかなるだろうと、ネットで注文ボタンをクリックしてしまったのだ。(笑)
その時から最初に撮影したいターゲットは決まっていた。今までも何とか翅表が写った飛翔は撮れていたが、満足できる写真のないコツバメだ。通常は翅を開くことがない蝶なので、翅表を写すには飛翔を狙うしかない蝶の1つになる。
腰を痛めて週末は悔しい思いをしていたが、平地の撮影なら大丈夫な状態まで回復しました。
風が強いが、狭山市のポイントへ行ってみる。ポイント周辺は比較的穏やかで大丈夫そうだ。数が少ないと聞いていたので心配だったが、被写体を探すのに困らないくらい発生していた。
さっそくパスト連写で狙ってみた。
コツバメ(雄・飛翔)【クリックで拡大】
コツバメ(雄・飛翔)【クリックで拡大】
前翅の性斑がはっきり写る写真が撮れて満足です。
実は途中でホソミオツネントンボを撮影しようとして絞り優先で撮影していたが、条件が良く1/2000でシャッターが切れていた。(^^;
この時の飛ぶ瞬間から写っている9コマをトリミングして掲載します。
コツバメ(雄・飛翔)【クリックで拡大】
その後、通常の連写で飛翔撮影にも挑戦してみたが成果なし。コツバメの場合は止まる瞬間がスピードが落ちて狙い目なのだが、まだ腰が本調子でないので、追いかけての撮影は難しい。普通のデジカメに比べてタイムラグは気にならない程度なので、おそらく飛翔の早くない蝶であれば十分に使えると思われる。
気になる書き込み速度だが、最大の解像度で高画質の場合で60コマが15〜16秒程度です。これは撮影した画像によって多少の差が出るかもしれません。使っているメモリはクラス6の4GBです。
パスト連写の場合は静止した蝶が飛び立つ瞬間を狙うことが多いので気にならないと思いますが、通常の飛翔撮影では気になる待ち時間かもしれません。
by banyan10
| 2008-04-01 16:27
| 蝶
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