2008年12月下旬 曇→晴
12時半頃には常に晴れている状態になり、悪化するという予報の夕方まで良い天気になりました。
越冬集団に直接陽射しが当るところを逆光から撮影してみました。翅が透けたような印象になって幻想的です。
ルーミスシジミ(越冬集団)
しばらくすると、単独の個体が少し翅を開きますが、大きく開くことはありません。2日前のpapilaboさんの写真でも同様の状態で翅を開いています。
ルーミスシジミ(越冬集団)
この日は風が強く、強風で煽られると翅を閉じてしまいます、
その数分後ですが、cactussさんが集団に別の個体が飛んで来たのを目撃しました。確かに数が増えています。
ルーミスシジミ(越冬集団)
おそらく、午前中にいなくなった個体が戻ってきたと思われ、隣の葉に止まったのは別の個体でしょう。
この後もしばらく集団は活性化しました。それが落ち着いた頃に戻ってきたのとは別の個体が翅を広げました。この集団の中の開翅が一番撮りたかったシーンです。
ルーミスシジミ(越冬集団)
しばらくすると、開翅した個体が飛び出し、つられるように別の個体も飛び出しました。そのうちの1匹がすぐ上に止まって開翅しました。ちょっと露出オーバーです。(^^;
ルーミスシジミ(静止、越冬集団)
2匹が集団の周囲を飛び回るシーンが観察され、シャッター速度優先で撮影しました。しかし、暗い状態で撮影していた午前中に設定を変えていたので全く止まっていません。(^^;
どうも集団に戻るのに苦労しているようですが、1匹は戻りました。もう1匹が戻ろうとすると入れないようにしているように見えます。
今度はシャッター速度を1/800にして撮ってみました。まだ翅は止まりきっていませんが、集団に向かって飛んでいる姿を写すことができました。
ルーミスシジミ(飛翔、越冬集団)
結局、戻ることができずに下に止まって翅を開きました。
ルーミスシジミ(静止)
その後、姿が見えなくなり集団も落ち着いたので、早めに撤収しました。
見えなくなった個体も、どうやら元に戻ってきたようでで、この日は5+1の集団になったようです。
どうやら安定して同じ場所で集団を形成しているのは4、5匹で、1、2匹は状況によっては戻って来ないようです。なかなか興味深い観察で撮影を楽しむことができました。
発見者のclossianaさん、papilaboさん、mtanaさんには改めて感謝したいと思います。
また、現地で一緒に撮影したcactussさん、theclaさん、ありがとうございました。
by banyan10
| 2008-12-22 23:35
| 蝶
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