2009年3月下旬 晴
CD-ROMを購入していただいた横浜在住のIさんとギフ撮影でお会いしましょうと約束していたので、昨年から何度か同行しているNさんと出撃しました。
登山口で挨拶をしてポイントへ向かいます。しばらくすると、Iさんの知り合いのUさんが来ました。チョウ類保全協会でも名前を拝見している方でした。2人とも「相模の蝶を語る会」の会員ということです。Uさんと一緒に来たのは「有峰棲」のSさんでした。メールなどで何度かお世話になっていますが、嬉しい初対面でした。
肝心のギフチョウですが、気温が少し低めのせいか期待したほど飛んでいません。
ミヤマセセリはかなり多く、いくつか咲いているモミジイチゴの花の中で1つだけ繰返し吸蜜に来ていました。特別に良い香りなのでしょうか。(^^;
ミヤマセセリ(雄・吸蜜)
広角やパスト連写でも撮ろうとしたら来なくなりましたが、ギフチョウも少しづつ飛び始めました。スミレでの吸蜜シーンも何度か見ることができました。
ギフチョウ(雄・吸蜜)
ギフチョウ(雄・吸蜜)
最初に撮影していた場所は先日と同じで発生の早いポイントですが、Iさんに別のポイントも案内してもらいました。ツツジが咲くポイントでは少しだけ咲いていましたが、風も強くギフチョウは一度だけ飛んできただけでした。ただ、良さそうなピークなので数が増えて気温が上がればツツジでの吸蜜や交尾などが期待できそうです。下の方へ移動すると、「蝶の玉手箱」のcactussさんが来ていました。スミレに来ていたそうですが、数は少ないようです。更に下った辺りで何度か撮影機会がありました。枯葉に止まったのは面白い感じで撮れました。
ギフチョウ(雄・静止)
広角も何度か狙ったのですが、良い写真は撮れませんでした。
少し離れたシータテハが見れるという林道へ案内してもらいました。Iさんの知り合いのHさんも合流して4人で歩きました。
ルリタテハが多く飛んでいます。これも面白い位置に止まりました。写真を確認して、もう少しススキを良い位置に入れて撮ろうとしたら飛ばれてしまいましたが、背景のススキのボケが幻想的です。
ルリタテハ(静止)
林道を上がって行くと、ここではまだ早いかと思われたスギタニルリシジミを撮影できました。シーズン初撮影なので嬉しい出会いでした。
スギタニルリシジミ(雄・静止)
シータテハは姿を現わさずに残念でしたが、初めての林道を歩くのは楽しいです。
帰る途中でトイレのところで止まると、キブシにヒオドシチョウが来ていました。
ヒオドシチョウ(吸蜜)
撮影歴は短いようですが、蝶歴は長いIさんにはいろいろ教えていただきました。ありがとうございます。
by banyan10
| 2009-03-22 12:19
| 蝶
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