2009年4月上旬 晴
コツバメの雌、トラフシジミを期待して狭山丘陵と比企丘陵を散策してきました。
狭山は前回と同じ場所です。コツバメは同じくらい見れましたが、雄ばかりのようです。
ミヤマセセリがヒメオドリコソウで吸蜜しているので撮影しました。この蝶の翅裏としては一番しっかり撮影できました。
ミヤマセセリ(雄・吸蜜)
パスト連写で飛翔も撮影しました。
ミヤマセセリ(雄・飛翔)
ツマキチョウもときおり飛んできます。一度だけ吸蜜したり止まったりして撮影させてくれました。パスト連写の飛翔は良い感じで撮れました。
ツマキチョウ(雄・飛翔)
ルリシジミ、スジグロシロチョウが初見です。トラフシジミも狭山では初めて見ましたが、あまり良い写真は撮れませんでした。
早めに比企丘陵へ移動すると昼頃に着きました。「蝶・チョウ・ゆっくり歩き」のchochoensisさんにアセビのポイントを教えていただきました。ありがとうございます。どうやらそこにトラフシジミも来るようです。
到着すると「蝶の玉手箱」のcactussさんが来ていました。カメラの先には新鮮なトラフシジミがいます。
トラフシジミ(吸蜜)
この蝶の春型は奥多摩や山梨で5月に見る機会が多いのですが、時期的なものか白と茶のコントラストがあまり強くありません。このようなはっきりした春型を撮影したかったので嬉しいです。
広角の撮影は逆光気味です。
トラフシジミ(吸蜜)
逆光で静止しているところをマクロで撮影したものは縁毛が光っています。
トラフシジミ(静止)
周囲を散策すると小さい桜がありました。何か来ていないかと近づくとスジグロシロチョウが葉に止まりました。
スジグロシロチョウ(静止)
またアゲハも初めて見ましたが、撮影チャンスはありませんでした。
アセビに戻るとトラフチョウの別の個体がいましたが、すぐに見失いました。
コツバメは雌らしい個体も見れたので、パスト連写で翅表を撮影しました。ちょっとピントは甘いですが、青い面積は大きいです。
コツバメ(飛翔)
雌ではと思うのですが、いかがでしょうか。
移動して戻ると翅の傷んだトラフシジミがいました。入れ替わりで吸蜜に来ているようですが、天気が良く気温も高いので翅を開く気配はありません。最初の新鮮な個体は戻ってこないので引き上げることにしました。
by banyan10
| 2009-04-07 20:05
| 蝶
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