2009年4月下旬 晴
「ヘムレン の Nature Photo」のヘムレンさんと白馬へ行きました。3度目の正直でのイエローバンドへの挑戦です。イエローバンドに縁のないコンビに不安が高まります。(笑)
現地で「安曇野の蝶と自然」のkmkurobeさん、「Nature Diary」の虫林さんと合流しました。
気温が低めですが、9時頃になるとギフチョウが飛び始めました。徐々に数は増えてきますが、イエローバンドは確認できません。
そこへ別の場所で撮影している「My Favorite Butterflies of JAPAN」のkenkenさん、「蝶の生態写真」のSさんがイエローバンドを撮影したという速報が入ります。
同じ場所を往復しているようなので、ヘムレンさんとそちらへ合流させてもらいます。
合流後、しばらくすると新鮮なイエローバンドが現れました。イエローバンドは翅の周囲が黄色い縁毛で覆われた変異です。白馬周辺はこの型が多いことで有名なのです。綺麗に周囲の縁毛を撮影するにはストロボ使用が有効ということで、山形からストロボを多様して練習していました。その成果で撮影できた写真です。
ギフチョウ(静止)
浮かび上がるような縁毛は本当に美しく、脳みそがとろけそうです。(^^; 合流してから4人で追い掛けながら撮影しました。長い時間撮影させてくれたので嬉しい反面、体力の消耗も激しい状体です。(笑)スミレでの吸蜜は何度か撮影機会がありましたが、良い形で翅を開いたものはなかなか撮れません。一番うまく撮れた写真です。
ギフチョウ(吸蜜)
翅裏はかなり綺麗に撮れました。翅裏もイエローバンドならではの美しさです。
ギフチョウ(吸蜜)
カタクリはピークを過ぎたものが多かったのですが、何度か綺麗な花にも止まりました。しかし、撮影しにくい吸蜜がほとんどでした。翅表、裏が見える吸蜜が何とか撮影できました。翅表はこの角度だと縁毛があまり目立ちません。
ギフチョウ(吸蜜)
2〜3度ですが、キクザキイチゲでの吸蜜も観察できました。
撮影できたのは横から1度だけで、小枝か何かが被っています。
ギフチョウ(吸蜜)
4人で撮影しているので、広角やパスト連写は控えていましたが、皆の疲れが出て集まりが悪くなった頃にパスト連写の飛翔を撮影しました。
ギフチョウ(飛翔)
現地でお会いした方々、同行のヘムレンさんのおかげで念願のイエローバンドを撮影できました。ありがとうございます。
by banyan10
| 2009-04-30 14:44
| 蝶
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