2009年6月上旬 晴|曇
「鳥蝶ビデスコ」のmtanaさん、「ヘムレン の Nature Photo」のヘムレンさん、Nさんの4人でクモマツマキチョウを見に行きました。
着いてすぐに雄が飛び出して期待が高まります。雌の写真は比較的すぐに撮影することができました。
クモマツマキチョウ(雌・静止)
腹部に写っているのは卵のようにも思えますが、拡大してもはっきり分かりませんでした。数人で撮影していたので、ちゃんと写っている写真を撮っている人がいるかもしれません。
クモマツマキチョウ(雌・静止)
腹部に付いている卵のようにも見える部分を拡大したものを追加します。
クモマツマキチョウ腹部のアップ
「安曇野の蝶と自然」のkmkurobeさん、「撮影日記」のダンダラさん、「フィールドノート」のtheclaさん、「Nature Diary」の虫林さん、「蝶の玉手箱」のcactussさん、「蝶と里山の浪漫紀行」の蝶狂人さんなどが続々とやって来ました。
栃木のOさんとは群馬のホソオチョウ以来の再会、「週末・がさがさ団」のDodo−boyさんとは関西へのウスイロヒョウモンモドキ観察会以来の嬉しい再会となりました。
ここは午前中は対岸で飛ぶことが多いということで、上流から渡れそうな場所を探しましたが挫折。(^^;
ところが数人が次々に渡って行くので、膝上くらいの場所を渡って行きました。
最初に渡った数名は求愛シーンを撮影できたようですが、間に合いませんでした。しばらくは繰り返し雄が飛んで来るのですが、吸蜜時間が短くて撮れないという追いかけても報われない時間が続きました。
ようやく時間をかけて吸蜜してくれる雄が現れて数名で撮影することができました。
クモマツマキチョウ(雄・吸蜜)
久しぶりに近くでオレンジ色を見ることができて感激です。ところで、この日は卵を探す人も何人かいましたが、見つかっていません。この写真の花の付け根に見えるオレンジは卵のように思えます。
あまり翅は開きませんでしたが、一番開いた状態で撮れたのが次の1枚です。
クモマツマキチョウ(雄・吸蜜)
こちらは左の翅表が綺麗に撮れました。
クモマツマキチョウ(雄・吸蜜)
やはりこの蝶は少し開いて翅表、翅裏のオレンジ、唐草模様が見える状態が一番綺麗です。
クモマツマキチョウ(雄・吸蜜)
背景は岩ですが、蝶の状態は一番良い角度で撮れました。
クモマツマキチョウ(雄・吸蜜)
不思議なことに、この後から全く飛んで来なくなりました。1度だけのチャンスだったようです。昼前に戻って待ちますが、1時過ぎまで飛んで来たのは1度だけでした。雲行きが怪しくなって他の撮影者は引き上げていきました。
川を渡らなかった同行者と明暗が分かれてしまったので、少し待ってみることにすると天気は回復してきました。
2時前に待望の雄が飛んできました。河原を2周してから林道へ飛んで行くのを追いかけます。1度クワガタソウのような花で短い吸蜜をしましたが、撮れた人はいないようです。林道の一番高い場所まで飛んで右の方へ姿を消しました。追いかけながら何度か高速連写で狙いましたが、ピンボケを量産しただけでした。背景の良い写真が撮れたのでレタッチして掲載します。
クモマツマキチョウ(雄・飛翔)
この日は中央道利用での往復でしたが、帰りは大渋滞でした。高速代1000円でもったいないのですが、途中から一般道で渋滞情報よりは大幅に早く着きました。同行の方々に感謝です。交通費も格安ですみました。
by banyan10
| 2009-06-08 13:30
| 蝶
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