2009年6月中旬 晴|曇
「ヘムレン の Nature Photo」のヘムレンさんと山梨へ撮影に行きました。
いろいろ撮影できたのですが、一番嬉しかったのはウラクロシジミです。主に夕方の撮影なので順番は逆ですが、そのポイントで撮影した蝶を最初に掲載します。
教えてもらってウラクロシジミの可能性の高い林道を散策しましたが、真珠の輝きを一度見ただけで、撮影チャンスはありませんでした。
少し離れた場所に栗が咲いていたので、チェックするとウラクロシジミが吸蜜していました。少し遠いですが、複数が吸蜜しています。
ウラクロシジミ(吸蜜)
更に遠いのですが、緑色の輝きが観察できました。翅表だけですが、昼頃の撮影なのでメスアカミドリシジミでしょう。
メスアカミドリシジミ(雄・静止)
別のゼフの雄が近くに止まりましたが、翅を開く気配がありません。翅裏と昼間に不活発なことからアイノミドリシジミと判断しました。
アイノミドリシジミ(雄・静止)
少し移動して、14時頃に戻ってきました。ウラクロシジミはもっと夕方に飛ぶと思っていましたが、活発な飛翔ではないものの、時おり絡んだりしながら飛んでいます。
止まったところをストロボを使用して撮影しました。
ウラクロシジミ(静止)
かなり遠いですが、雄の半開翅を撮影できました。
ウラクロシジミ(雄・静止)
そして、比較的近くで美しい真珠色の全開を撮影できました。近いといっても300mmで撮影してトリミングしています。
ウラクロシジミ(雄・静止)
早朝に叩いて降りて来た個体の開翅でなく、このような写真は難しいと思っていたので嬉しい写真です。
夕方はエゾミドリシジミも遠くでテリトリーを張っています、ウラクロシジミ同士の卍飛翔も見ることができましたが、エゾミドリシジミとも盛んに絡んで飛んでいました。撮影は難しいのですが、雰囲気はでている写真が撮れたので掲載します。
ウラクロシジミ、エゾミドリシジミ(飛翔)
ウラクロシジミ、エゾミドリシジミ(飛翔)
ウラクロシジミはときおり近くを飛ぶので、EX-F1のストロボ連写を試してみました。これも大きくトリミングしていますが、1カット良い感じで撮れました。
ウラクロシジミ(飛翔)
この場所ですが、事情により同行者限定とさせていただきます。