2009年6月下旬 晴
秩父方面を散策してみました。
最初に行ったのは以前にフジミドリシジミを撮影した場所です。
7時半頃から明るくなってくる林道なので、その頃に到着して探しましたが叩いた木も含めてゼフの姿はありません。
少しするとミスジチョウが飛び始めました。結構個体数が多いようです。以前は見ていないので、今年の発生が早いからでしょう。食樹のモミジに止まりましたが、産卵ではなさそうです。
ミスジチョウ(静止)
モミジが多いので、秋に幼虫を探してみたい気もします。
以前は夏型のミヤマカラスアゲハを撮影しているのですが、ボロボロの春型がいました。もっとボロも居たのですが、綺麗な方です。(笑)
ミヤマカラスアゲハ(静止)
隣の林道をチェックすると、こちらもミスジチョウが多いようです。崖にはシータテハの越冬個体がいました。
シータテハ(静止)
新鮮な夏型も同時に見ることができました。
シータテハ(静止)
ヒオドシチョウも吸水に来ています。苔が多い場所で撮影しました。
ヒオドシチョウ(吸水)
別の場所を見てから最初の林道へ戻ってみると、目の前に緑色の輝きが止まりました。しかし、垂直に止まって翅を閉じたので全く確認ができません。迷いましたが、少しだけ角度をつけようと一歩動いたら対岸に飛んでしまいました。対岸ではフジミドリシジミらしい飛翔も少し観察できましたが、数は多くなさそうです。
午後からは4年前にメスアカミドリシジミを撮影した場所を見てみました。すると単独ですがテリトリー行動していました。
メスアカミドリシジミ(雄・静止)
ここは3メートルくらいの距離から撮影できますが、少し暗めな場所なので撮影は難しいです。また、尾状突起が片方ないのも残念です。
メスアカミドリシジミ(雄・静止)
周囲も探しましたが、他には見ることができませんでした。4年前は3匹がテリトリーを張っていたのですが、全体的な個体数も少ないようです。