2009年7月中旬 晴
前回の信州では時期が早かったカシワのゼフを撮影に行きました。
今回も「ヘムレン の Nature Photo」のヘムレンさんと同行です。早朝のカシワ林は「安曇野の蝶と自然」のkmkurobeさんに仕事前に案内していただき、大変お世話になりました。
最初に降りてきたのはハヤシミドリシジミの雌です。
ハヤシミドリシジミ(雌・静止)
この雌は後でチェックしに来たときに綺麗な翅表を全開していたのですが、撮影前に飛ばれてしまいました。数秒の差で残念でした。(^^;
少し離れたカシワの葉で開いているハヤシミドリシジミの雄がいました。
ハヤシミドリシジミ(雄・静止)
雪の残るアルプスが見えるので広角で撮りたいのですが、近づけません。
kmkurobeさんが100mmくらいで撮影するとアルプスの山も一緒に撮れるというので何枚か撮影しました。蝶を小さくするほど背景はクリアになるので大きめのサイズで掲載します。
ハヤシミドリシジミ(雄・静止)【クリックで拡大】
ウラジロミドリシジミもかなりの数が降りてきました。
クズの葉に止まった雄です。
ウラジロミドリシジミ(雄・静止)
降りてしばらくしてからと、飛び立つ前に全開してくれましたが、輝きも弱い個体のようで角度も良くありません。
ウラジロミドリシジミ(雄・静止)
9時頃から晴れの予報だったのですが、朝から陽射しが強く、降りてきても飛び立ってしまうケースが多く良い色で撮るにも適していないようです。薄日がベストなのですが、そううまくはいかないですね。
それでも、別の雄がゆっくり翅を広げて綺麗な青を見せてくれました。全開はしませんでしたが、撮りたかったサファイヤブルーです。
ウラジロミドリシジミ(雄・静止)
この雄は良いモデルだったので広角でも撮影しました。少しですが山を入れて撮ることができました。
ウラジロミドリシジミ(雄・静止)
最後に撮影したのは、ほとんど発生していないという雌でした。
ウラジロミドリシジミ(雌・静止)
諦めかけたところで開翅を見せてくれました。
ウラジロミドリシジミ(雌・静止)
翅を開くとすぐに飛ぶことが多いようです。
素晴らしいポイントに案内していただきました。kmkurobeさん、ありがとうございます。