2009年7月中旬 晴
昨年の7月下旬に常念岳のタカネヒカゲに初挑戦しました。
その時は登る途中まで晴れていたのですが、ポイントへ着く頃には土砂降りでした。陽が沈む頃は晴れて綺麗な夕景が見れて翌日に期待したのですが、朝から雨で止んでも晴れずに昼頃に下山という結果でした。
今回は松本市だけでなく、上高地へ行く時も参考にしている高山市の予報が晴れの日を選んで、前夜泊で再挑戦です。
途中までは雲が多くて心配でしたが、雪渓が見える場所まで来ると青空が広がってきました。
雪渓
4時間ちょっとでポイントに到着すると穂高から槍ヶ岳方面の素晴らしい展望が広がっていました。
穂高から槍ヶ岳方面【クリックで拡大】
タカネヒカゲも元気に飛び回っていて2年越しの対面となりました。
タカネヒカゲ(静止)
最近は北海道、沖縄の遠征に行けないので、2007年秋の沖縄で撮影したフタオチョウ以来の新規撮影でもあります。(^^;
最高のロケーションなので、広角で槍ヶ岳背景を狙いました。敏感ですが、ゆっくり近づくと接写できます。撮影時は気付きませんでしたが、吸水しています。
タカネヒカゲ(吸水)【クリックで拡大】
縦位置にすると時間帯が早いので影がかかってしまいます。1時間くらいしてから縦位置で狙ってみました。少し空が白くなってきていますが、下山するまで槍ヶ岳は姿を見せてくれていました。
タカネヒカゲ(静止)
もう1種のミヤマモンキチョウは今年は山の蝶の発生が遅れているので、見れるか微妙だと思っていました。3回飛んで来たのですが、撮影チャンスはありませんでした。おそらく発生初日なのではないかと思います。
降りるのが厳しそうなら泊まるつもりでしたが、大丈夫そうなので昼頃に下山しました。ゆっくりタカネキマダラセセリを探しながらでしたが、見ることはできませんでした。下山は3時間ちょっとです。さすがに最後はきつかったです。(笑)
タカネヒカゲの写真はいろいろ撮影したので、次回に掲載します。