2009年10月中旬 晴
6月に秩父へ行ったときに多くのミスジチョウが飛んでいました。
今まで山梨などでミスジチョウの幼虫を探したことがあるのですが、成虫が多い場所でも食樹が少なくて見つけれれていません。ここはモミジが多いので、探しやすいだろうと考えての探索です。
「蝶・チョウ・ゆっくり歩き」のchochoensisさんと一緒に探すことになり、現地へ9時頃に到着です。
陽射しのない場所では寒いくらいですが、場所によっては紅葉も綺麗です。
紅葉
モミジはまだ緑色の葉が多く、この時期に来たのは食痕がある状態で探してみたいと考えたからです。葉脈を残す食痕が見つかってもなかなか幼虫は見つかりません。それでも何本目かのモミジで葉の上にいる幼虫を見つけると、すぐ近くにも見つかりました。
また、少し色付いたモミジではchochoensisさんが幼虫を見つけてくれました。幼虫が分かるでしょうか。
ミスジチョウ(幼虫)
幼虫の右下に伸びているのが食べ残しの葉脈です。
最初に見つけた幼虫が一番大きかったです。
ミスジチョウ(幼虫)
移動の途中で少しだけメスアカミドリシジミの卵を探しました。短時間で1つ見つかりました。
メスアカミドリシジミ(卵)
chochoensisさんが道から近いトチノキがあるスギタニルリシジミのポイントを知っているというので、案内していただきました。少し蛹を探しましたが見つかりません。産卵の時期に来てみたい場所です。
午後からミルンヤンマに再挑戦です。前回より多くチャンスがありましたが、やはり撮れません。ちょっと方法を変えて挑戦したいと思います。
今回もオオウラギンスジヒョウモンの雌がいましたが、産卵する気配はあまりないようです。
また、クモガタヒョウモンの雄がいたのは驚きました。まだ雄も生き残っているのですね。分りにくいですが、吸水しています。
クモガタヒョウモン(雄・吸水)
chochoensisさん、同行ありがとうございました。