紀伊半島まで未撮影のサツマシジミを見に行きました。
「
My Favorite Butterflies of JAPAN」のkenkenさんにポイント情報、「
蝶の玉手箱」のcactussさんに最新情報を教えていただきました。ありがとうございます。
最初に三重の伊勢へ行ってみました。ここは高速からのアクセスも良く、関東からも思ったほどは遠くない印象です。空いている時間帯なら家から6時間程度で行けそうですが、帰りは想定外の名古屋近くの大渋滞で高速に乗ったのは4時過ぎでしたが、9時頃にまだ四日市でした。(泣)
センダングサの多い草地を探すとウラナミシジミ、ヤマトシジミが飛んでいます。しばらくすると、その中間くらいの大きさで、色も飛び方も違う蝶が飛んできました。サツマシジミに間違いありません。最初は高い場所に止まったのですが、低い位置に降りてくれました。翅を開きそうなのですが、ほんの少しだけでした。(^^;
サツマシジミ(雄・静止)
しかし、その後が続きません。探し方が悪いのかもしれませんが、2時間くらいで2回しか見れなかったので、行ってみたかった南紀まで移動することにしました。
遠いとは聞いていましたが、伊勢経由で行くべきではないですね。3時間くらいと思ったら全然甘かったです。(笑)それでも、何とか夕方に間に合いました。センダングサが咲いている場所に高い位置から複数の雄が飛んできますが、止まる気配はありません。そろそろタイムアップの4時近くにやっと良い位置に止まりました。ゆっくりと翅を開きます。これが活動時間終了間際の開翅でしょうか。
サツマシジミ(雄・静止)
続けて近くの菊で吸蜜をしました。逆光が強過ぎですが、縁毛がうっすら光っています。菊はノコンギクだと思います。
サツマシジミ(雄・吸蜜)
翌日は海の近くでロケーションの良い場所を探してみましたが、簡単には見つかりません。しかたないので、同じ場所へ行くことにしました。夕方とは違ってゆっくり吸蜜している個体が多く、センダングサと菊での吸蜜が半々の割合でした。逆光気味くらいが綺麗に撮れるようです。
サツマシジミ(雄・吸蜜)
吸蜜しながらの半開も撮影できました。
サツマシジミ(雄・吸蜜)
一度だけセイタカアワダチソウでも吸蜜しました。こちらは完全な順光です。
サツマシジミ(雄・吸蜜)
パスト連写の飛翔も何度か挑戦したのですが、うまく撮れたのは最初の1回だけでした。
サツマシジミ(雄・飛翔)
数は多いのですが、雌が見つかりません。結局、雌の写真は撮れませんでした。
移動の途中ではツワブキでの吸蜜も撮影できました。
サツマシジミ(雄・吸蜜)
広角と雌の写真は再挑戦したいところですが、簡単には行けない距離ですね。それでも、ずっと撮影したかったサツマシジミをたくさん撮影できたので楽しめました。