2010年4月上旬 晴
3週連続で嵐山のアセビのポイントへ出掛けました。
ダンダラさんのブログで複数のトラフシジミが掲載されたので、今まで良い写真が撮れていない開翅の撮影が目的です。
早い時間は雲が多く、気温も低いので蝶の姿は全くありません。
しばらくすると、「風任せ自由人」のmaximiechanさんが来ました。
ノジスミレの場所へ一緒に行くと、maximiechanさんが邪魔なもののどけようとしたところからトラフシジミが飛び出しました。
睡眠場所にピンポイントでヒットしたようです。
少し翅も開きましたが、綺麗には撮影できませんでした。
桜の枝に止まったあとで吸蜜しましたが、遠くて逆光なのでうまく写せません。
花にもぐり込んでいたのが出て来たころにストロボの調整も合って写せました。
トラフシジミ(静止)
アセビのポイントにはコツバメが来て吸蜜していました。腹部もふっくらした雌のようです。
コツバメ(雌・吸蜜)
パスト連写でも性標は写っていません。
コツバメ(雌・飛翔)
ツマキチョウも発生していて飛んできました。一度しかシャッターを切れませんでしたが、タンポポでの吸蜜を撮影できました。
ツマキチョウ(雄・吸蜜)
トラフシジミも吸蜜に来るようになり、逆光で撮影しました。
トラフシジミ(吸蜜)
昼を食べたりして2時過ぎに戻ると、交尾しているペアがいると教えてもらいました。
見つけた瞬間に居たかったところですが、交尾シーンは写真でもほとんど見た記憶がないので、喜んで撮影させてもらいます。
トラフシジミ(交尾)
広角でも撮影しました。夕方で影になりやすいので曇っているときの方が撮影しやすいのですが、晴れていないと背景の青空が綺麗に写りません。何とか影にならないように撮影しました。
トラフシジミ(交尾)
開翅も少し前から観察できているということで、期待して待つと待望の綺麗な輝きを撮影することができました。
トラフシジミ(静止)
個体数も多かったですが、繰り返し大きく翅を開いていたのは同じ個体のようです。
課題の開翅だけでなく、交尾まで撮影できたので満足して帰路につきました。