2010年4月中旬 晴
新潟へ行くつもりでしたが、新潟方面だけ曇る時間が長くて気温も低い予報です。
諦めて先週と同じ秩父方面へ向かいました。
金曜の夜に降った雪が残っている可能性も高いので、状況を見たいのと、雪と蝶の組合せで撮影したいという狙いです。
雪はだいぶ溶けていますが、残っている場所も結構あります。
桜がちょうど満開なので、武甲山と桜と雪の景色を撮影しました。
武甲山
ポイントに10時前に着きましたが、なかなか蝶が飛びません。
雪の影響かと心配しましたが、30分ほど経つと少しづつ姿を見せてくれました。
最初に雪の上に止まったテングチョウには逃げられましたが、雪で吸水するスギタニルリシジミを撮影できました。
スギタニルリシジミ(雄・吸水)
広角は寄り切れなかったのでトリミングして掲載します。
スギタニルリシジミ(雄・吸水)
少し飛んで止まったところに別の個体がいました。死んだサワガニで吸汁していました。
両方とも雄ですが、ずいぶん大きさが違います。
スギタニルリシジミ(雄・吸汁)
桜での吸蜜も少し観察できましたが、撮影はできませんでした。
雪で数は少し減ったかもしれませんが、そこそこの数が確認できて安心しました。
引き上げる前にキタテハも雪の上に止まりましたが、吸水は確認できていません。
キタテハ(吸水?)
昼は昨年行った「麺屋たつみ 喜心」のラーメンです。やっぱり美味しいです。醤油は「凪」より好みの味ですね。
小川町のウスバシロチョウが出ていないか見てみましたが、未発生のようでした。
川越市で「
ヘムレン の Nature Photo」のヘムレンさんが見つけたアサマイチモンジのポイントへ寄ると幼虫が見つかりました。
全体的に棘が長く、下の写真の一番左の棘が右側に比べて短いことからアサマイチモンジの幼虫でよさそうです。
アサマイチモンジ(幼虫)
特別な思い入れはないギフチョウですが、今年はなかなか見ることができません。