2010年6月中旬 晴
長野のベニモンカラスシジミに挑戦しました。
何人かの方に情報をいただいての遠征です。ありがとうございます。
「ヘムレン の Nature Photo」のヘムレンさんとの同行で、10時前にポイントに到着です。
すぐに「My Favorite Butterflies of JAPAN」のkenkenさんが来ました。1年ぶりの再会です。
他の撮影者、「蝶の玉手箱」のcactussさんもやってきました。
ポイント周辺の河原ではオオミスジが吸水していました。
オオミスジ(吸水)
低い位置を飛びながら吸水を繰り返していたので、ズームレンズで飛翔も撮影できました。
オオミスジ(飛翔)
kenkenさんは昨年も撮影しているので、吸蜜していたクサギの花を教えてもらいました。
この花で吸蜜していたと聞きながら横の葉の上を見ると、静止しているベニモンカラスシジミが目に入りました。
何枚か撮影すると上に飛んでしまいましたが、しばらくしてから下へ降りて来るのが見えました。このときはkenkenさんが止まった位置をしっかり確認してくれました。皆を呼んで撮影しました。
ベニモンカラスシジミ(静止)
広角でも撮影しました。かなり綺麗な個体です。
ベニモンカラスシジミ(静止)
その後はなかなか姿が見えない時間が続きます。
クサギの花をチェックすると吸蜜個体が見つかりました。高い位置をストロボを使用しての撮影です。
ベニモンカラスシジミ(吸蜜)
白い紋が流れているので、異常個体かと思いましたが、中部では比較的見ることができるタイプのようです。
羽化直後のようで、一度は下に落ちるように止まりました。
その後で低い位置で吸蜜してくれました。風が強いので交代で枝を押さえながらの撮影です。
近いのと、風があるのとで90mmにレンズを替えて撮影しました。自然光でストロー、2本の尾状突起が写せたのは1枚だけでした。
ベニモンカラスシジミ(吸蜜)
こちらは少し角度があって尾状突起までピントが合っていませんが、良い感じです。
ベニモンカラスシジミ(吸蜜)
30分くらいと思っていましたが、50分くらい撮影のモデルになってくれました。
皆が十分に撮影したと思える頃に広角で撮影しました。
ベニモンカラスシジミ(吸蜜)
その少し後で飛び立ってしまったので引き上げることにしました。
西日本まで行かないと無理だと思っていた貴重な蝶を撮影できて嬉しい遠征となりました。