2010年9月中旬
この時期の恒例になりつつある静岡遠征です。
周辺のトンボ情報を聞いた「蝶と蜻蛉の撮影日記」のdragonbutterさんと同行になりました。
最初にウラナミジャノメを見に行くと、久々に過剰紋の個体を撮影できました。
ウラナミジャノメ(静止)
しかし、今まで経験したことない数の蚊の襲撃で早々に撤退です。(^^;
しばらく探しますが、後が続きません。
ここでは薮の中で近くに止まったヤンマの交尾を撮影しました。ギンヤンマにしては環境が違うと思いながらの撮影でしたが、dragonbutterさんに見てもらうとカトリヤンマではないかとのことでした。偶然の出会いに感謝です。
カトリヤンマ(交尾)
クロコムラサキの多い場所へ移動して探すと、小さめながら3本の御神木が見つかりました。
一番賑わっている樹液酒場です。
コムラサキ(吸汁)
クロコムラサキもかなり混ざっていて、今までで一番多く観察できました。
なかなか開きませんが、裏面も綺麗です。
コムラサキ(吸汁)
綺麗な個体もいますが、青く輝きません。腹部も立派なので雌でしょうか。
クロコムラサキ(吸汁)
逆光気味で青とは逆にシックな感じの色で撮影できました。
クロコムラサキ(吸汁)
飛んでいる個体を追い掛けると産卵を撮影できました。
クロコムラサキ(産卵)
長いと思ったら2卵が見つかりました。
クロコムラサキ(卵)
暑くて陽射しも強いので雄の輝きを撮影するには条件が悪いようです。
諦めかけた頃に、良い色の雄を撮影できました。
クロコムラサキ(静止)
もう少し青の範囲が広い開翅を撮影したいですが、クロコムラサキらしい写真にはなったかなと思います。
帰りにトンボを探しますが、少し時期が早かったようです。正確に書くと、探したのはほとんどdragonbutterさんです。(笑)
dragonbutterさん、同行ありがとうございました。