2010年9月中旬
秩父のカラスアゲハを青空の下で撮ろうと再訪を考えましたが、ついでに「蝶の玉手箱」のcactussさんが掲載している梶の木の実で吸汁するゴマダラチョウを狙おうと問い合わせました。cactussさんもカラスアゲハを撮影したいとのことで、朝から合流です。
絶好の天気で秩父の山が見えていますが、前週は撮影しやすい場所に何度も来たカラスアゲハですが、あまり姿を見せてくれず、飛んで来ても少し離れた位置での吸蜜が多くて苦戦しました。
距離があるのでズームで飛翔を狙ってみました。さすがに少し褪せていますが、十分に綺麗です。
カラスアゲハ(雌・飛翔)
この日は一眼の広角で撮影をしようと思っていたのですが、広角レンズがついに壊れてしまって使えなくなりました。
アゲハ類の広角はコンデジでは効率が悪いのですが仕方ありません。
けっこう綺麗な雄が近くで止まったところを撮影しました。いい感じで撮れたのですが、一番入れたい両神山が蔦が絡んだ電線の後側です。
カラスアゲハ(雄・吸蜜)
アゲハを撮影した広角も両神山が木の後側です。(^^;
アゲハ(吸蜜)
昼頃になって移動しようとしたところで、雌が飛んできました。何度かチャンスがあったのですが、コンデジではうまく撮れませんでした。
ズームレンズの広角側で引いて撮影した背景はぼやけた両神山の輪郭が分かるでしょうか。(笑)
カラスアゲハ(雌・吸蜜)
群馬のポイントまでの移動は1時間ちょっとでした。
梶の木は想像よりも高い木で、低い位置から高い位置まで赤い実が付いています。
撮りたかった赤い実とゴマダラチョウの組合せです。
ゴマダラチョウ(吸汁)
吸汁している個体、飛んでいる個体など20程度は集まっているようで、求愛も観察できました。
この日は4匹が集まったのが最多ではないかと思いますが、撮影できたのは3匹が最多です。
ゴマダラチョウ(吸汁)
柿の実と同じような蝶が吸汁するようで、ウラギンシジミも飛んできました。
ウラギンシジミ(吸汁)
キタテハの吸汁はこのときだけしか確認できていませんが、不思議とツーショットになりました。
キタテハ(吸汁)
貴重な生態を撮影することができました。cactussさん、ありがとうございました。