2010年11月上旬
電車背景の蝶写真を撮り始めたのは昨年の春ですが、同じポイントで遠景でしか撮れません。
そこで、先日の湘南で少しポイントをチェックしてみると、良さそうな場所が何ケ所かあります。
湘南といえば江ノ電ですね。海沿いを走るので、海と電車を背景に入れることもできそうです。
線路沿いのランタナにアオスジアゲハが来ていました。
アオスジアゲハ(吸蜜)
電車が来れば少し写る角度ですが、大部分の花は位置が悪くて電車が写りません。
2本くらい待ってみましたが、厳しそうです。ずっと吸蜜を繰り返しているのですが、諦めて移動です。
少し高い位置にランタナが咲いていたのでチェックしてみました。キタテハがいましたが、すぐに見えなくなってしまいました。
数種類の蝶が飛んできましたが、モデルになってくれたのはモンシロチョウです。
モンシロチョウ(吸蜜)
ピントが甘いですが、右に少し海も入って絶好のロケーションで撮影できました。欲を言えば江ノ電らしくない色の車両なのが残念です。
蝶が見えなくなったので移動すると、交尾中のモンシロチョウがいました。
モンシロチョウは交尾中でも敏感なことが多く、何度か逃げられています。今回も何度か飛ばれましたが、遠くに行かずに良い位置に止まってくれました。
モンシロチョウ(吸蜜)
こちらは江ノ電らしい色です。電信柱と通行人が邪魔ですが、電信柱の右側が江ノ島です。
もう1つ撮影したい湘南モノレールがあるので、そちらに移動しました。
モノレールは電車なのか微妙かもしれませんが、道路の上をぶら下がるように走るので、被写体としては魅力的です。
センダングサで吸蜜するウラナミシジミです。
ウラナミシジミ(吸蜜)
位置的にモノレールらしくない印象になってしまいました。
空き地にキタテハがいました。
キタテハ(静止)
こちらはモノレールらしく写せましたが、ロケーションは良くないですね。ピントも甘いです。
道路に沿った視線で撮影したいのですが、また機会を作って挑戦したいと思います。
多くの電車は柵などが邪魔なことが多いのですが、湘南モノレールは高い位置を走って全体が見えます。
江ノ電も半分は路面を走るので、撮影しやすい場所が多いです。本数もそれなりにあるので、蝶鉄には最適の被写体でした。