2010年11月中旬
土曜日に家の周囲を少し歩いてみましたが、ムラサキシジミ、ムラサキツバメなどは見つかりませんでした。
千葉のムラサキツバメの場所でもムラサキシジミを見ていないので、春に狭山丘陵で複数の個体を見た場所へ行ってみました。
出かけるときは晴れていたのですが、着くと曇ってしまいました。
周囲を散策するとエノキには食痕が目立ちます。アカボシゴマダラの幼虫が数カ所で見つかりました。
越冬体勢に移動した幼虫もいました。
アカボシゴマダラ(幼虫)
ススキにはセセリチョウの幼虫が見つかりました。イチモンジセセリでしょうか?
イチモンジセセリ?(幼虫)
薄日が射してやっとムラサキシジミが姿を現わしました。とても綺麗な雌です。
ムラサキシジミ(雌・静止)
まだ活発でないので、広角でも撮影できました。
ムラサキシジミ(雌・静止)
しばらくすると完全に晴れてきましたが、期待したほど個体数が多くないようです。
ここにはチャノハナが咲いているので吸蜜を期待しましたが、一度近くに止まっただけでした。
ムラサキシジミ(雌・静止)
この雌は少し色褪せているように見えるので、別個体のようです。
雄も何とか撮影できましたが、一番色褪せた印象です。
ムラサキシジミ(雄・静止)
周囲にはまだ綺麗なツマグロヒョウモンの雄も飛んでいました。
他は羽化不全と思えるクロコノマチョウ、キチョウの姿が見れました。
これからもう少し数が増えるのでしょうか。チャノハナの吸蜜狙いでもう一度くらい挑戦したいところです。