2011年2月上旬
暖かい日が続いたので、発生が早い場所ではモンキチョウが見れるだろうと期待して出掛けました。
昨年は1月下旬に発生しましたが、今年はさすがに見に行く気にもなりませんでした。
狭山でモンキチョウが見れたと言う情報もありますが、今年の気温を考えると例外的な発生だと思います。
木曜くらいから12~15度くらいの日が続いたので、ここで発生しているという予想です。
探しはじめると黄色い色が見えました。期待したモンキチョウです。
モンキチョウ(静止)
10時近いですが、思ったほど暖かくありません。羽化直後のためもあると思いますが、動く気配がないので他の個体を探します。
複数が発生していると思っていたのですが、他は見つかりませんでした。前日までに羽化していた個体がいても、飛びはじめるには少し寒い印象です。
戻ってみると、同じ場所にじっとしているので少し飛んでもらいました。
逆光で撮影するのに良い位置に止まってくれました。
モンキチョウ(静止)
広角で環境が分かると思います。南向きの急斜面の土手です。
モンキチョウ(静止)
45度まではないですが、40度近い傾斜で下の水路に落ちそうになりながらの撮影です。(笑)
こういう条件なので発生が早いのだと思います。
午後から狭山丘陵へ転戦しました。秋に条件の良さそうな場所を見つけたので確認したかったのですが、モンキチョウは見れませんでした。
ただ、オオイヌノフグリやホトケノザなどはかなり咲いています。
ベニシジミの発生はかなり早いかもしれません。
食痕を探すとまだ小さい幼虫が見つかりました。かなり赤いのでもう少し大きくなった頃に見に行きたいです。
ベニシジミ(幼虫)
キチョウやテングチョウなども探してみましたが、雲も出てきて厳しそうです。
ウグイスカズラにはイチモンジチョウの越冬巣が見つかりました。中身は確認していませんが、こちらも出て来る頃に確認したいところです。
イチモンジチョウ(幼虫の越冬巣)
イチモンジチョウはスイカズラよりもウグイスカズラの方に産卵する確率が高いような気がしています。