2011年2月下旬
セツブンソウも撮影に行きたかったのですが、2月中にベニシジミを見たいと思って荒川の土手と狭山丘陵を散策しました。
1日晴れるなら午前中に栃木まで行ったのですが、仕方ありませんね。
荒川の土手は自転車用に舗装道を作ったようで、かなりの人が走っています。日本には自転車用のコースは少ないようなので、良いことだとは思うのですが、草刈りの方は全く行われていない印象です。蝶に関しては特に珍しい種類はいませんが、背丈の高い植物が増えて生態系が変りつつあります。土手らしい環境を維持するためにも予算を使って欲しいところです。
そんな状況で早く発生する場所では、年々モンキチョウもベニシジミも少なくなっている感じです。
撮影できたのはモンキチョウの雌だけでした。
モンキチョウ(雌・静止)
ベニシジミも飛びそうな状況なのですが、吸蜜植物のオオイヌノフグリ、ホトケノザ、タンポポも減っています。
そんな中で芦原で撮影した鳥はモズのようです。
モズ
午後から狭山丘陵へ行きました。こちらは気持ち良い環境で、花もたくさん咲いています。
オオイヌノフグリ
ベニシジミの食痕も多いのですが、未発生のようです。
越冬蝶ではキチョウを見かけましたが、止まってくれませんでした。
キタテハくらいは見れるかと思っていたのですが、タテハの仲間は全く姿を見ませんでした。