白馬への遠征を考えていましたが、ギフチョウの発生は微妙な状況なので見送りました。
白馬には後日行こうと思いますが、天気などの状況次第ではギフチョウの撮影機会がなくなるかもしれません。そこで再度新潟へ行くことにしました。
途中で以前に2回行った場所を見てみますが、斜面のほとんどが雪の中です。
昨年に数名がカタクリの吸蜜を撮影した場所はまだ雪が多いようですが、少し上の方の斜面は一面のカタクリでした。
しばらく待ちますが、一度飛んできただけで後が続きません。
ルリシジミは他の場所も含めて何度か見ることができました。
ルリシジミ(吸蜜)
yodaさんに電話をして前日に撮影した場所を教えてもらって移動しましたが、数は少ないという話です。
風も強くて難しそうなので、少し上で良さそうな場所を探しました。
カタクリに混じってオオバキスミレやキクザキイチグ、ミチノクエンゴサクなどが各所で咲いています。
オオバキスミレ
キクザキイチグ
棚田が続く周囲にカタクリが咲いて桜も見頃です。
棚田と桜
林縁の斜面のカタクリが綺麗で期待できそうですが、全く姿を見ることができずに諦めました。
最初の場所へ戻る途中で良さそうな場所があったので入ってみると、ここも一面のカタクリが見頃です。
スジグロシロチョウ、コツバメ、ルリシジミが飛んでいます。
30分くらい探してもギフチョウが姿を見せないので諦めて移動しようとしたときに飛んできました。
その場所で待ちますが、それきり姿が見えません。そろそろタイムアップという頃に吸蜜に来ました。
ギフチョウ(吸蜜)
しばらく吸蜜を繰り返しましたが、なかなか良い角度では撮影できません。
ギフチョウ(吸蜜)
それでも、最後に撮影できたので気分的には逆転ホームランです。
この個体を追いかけているときに別の個体も吸蜜していました。順番に来てくれればいいのですが、都合良くはいきません。
これが最後の吸蜜タイムのようで、それきり姿を見せませんでした。
偶然ですが、自分で見つけた場所での撮影というのも加わって印象に残る撮影になりました。