文章が長くなりそうなので、最初に画像を1枚掲載します。(^^;
クモマツマキチョウ(雄・飛翔)
掲載した画像は大きめにしているので、横位置のものはクリックで拡大できます。
2日前までは皆が集まる場所へ行くつもりでしたが、一日良い天気になりそうなので広角も期待できる6年前に初撮影で交尾まで写せた場所に出撃です。6年前は撮れただけでも嬉しかったのですが、広角はほとんど撮っていない時期だったので、絶好の機会を活かせなかったという思いもあります。
早めの時間にポイントまで沢を登りました。もっとも、今回は林の中をかなり歩いたので少しは楽でした。
しかし沢の上は強風で蝶が飛ぶような状況ではなさそうです。10時頃まで待ちましたが、風は強くなる一方で下へ降りることにしました。
ところが、登山靴の底が剥がれてしまいました。ゴムの底がないとプラスチックで柔らかい場所以外ではすぐに滑って転んでしまいます。注意しても何度か転んで打撲、擦り傷を量産です。情けなくなってきますが、呑むさんの記事を励みに頑張ることができたように思います。(笑)
下りも林の中を歩きますが、沢の様子が見える場所でチェックするとオレンジ色の飛翔が確認できました。こうなると、このまま降りるわけにはいきません。慎重に沢まで降りて撮影開始です。何度か通り過ぎる中で、少し離れた位置で止まったように見えました。ゆっくりしか動けないのですが、近寄るとスミレで吸蜜していました。
撮影は間に合いませんでしたが、そこで待って撮影することにしました。蝶道になっているので、多いときは5分も待たずに飛んでくれます。山頂方面も見えますが、残雪が見えない位置なのが少し残念です。
クモマツマキチョウ(雄・飛翔)
飛んでくる回数が多いと思ったら複数の雄がいたようです。
目の前で絡んで飛んでくれました。下はピントもかなりきていますが、上は写っているだけという感じです。
クモマツマキチョウ(雄・飛翔)
こちらは両方とも少しピントが甘いのでレタッチしていますが、飛んでいる位置や背景は理想的です。
クモマツマキチョウ(雄・飛翔)
吸蜜は1度だけでしたが、3秒程度で飛んでしまってマクロで撮影することはできずに飛翔モードのままでした。ピントはまずまず合っています。
クモマツマキチョウ(雄・吸蜜)
足に不安がなければ吸蜜はもっと良いものが撮れたのではと思いますが、卍飛翔は撮れていない可能性が高いですね。
もう少しチャンスありそうですが、飛んでくる回数も減ってきて早めに降りることにしました。時間をかけて平らな場所までたどり着いてやっと安心できました。
山へ行く場合は靴などの装備の確認、補修用のガムテープなどの重要性を再認識しました。