ムシトリナデシコで吸蜜していたモンキアゲハを撮影に寄った場所でオオミスジが飛んでいました。
一度車に乗って移動しようとしたときに複数が飛んでいて絡んでいるので、もう少し撮影しようとしました。
梅の木の蛹に複数が絡んでいるというので、そちらを撮影します。
オオミスジ(交尾、求愛)
絡んだ雄が諦めてからじっくり見ると、羽化直後の雌と交尾が成立していることが分かりました。
オオミスジ(交尾)
上の広角では雌雄が同じ方向を向いています。羽化直後の雌からは赤っぽい液体も出ています。
しばらくすると通常の交尾の体勢になりました。
オオミスジ(交尾)
近くにもいくつか蛹が見つかりましたので、好んで産卵して多くの個体が発生する梅のようです。
次のポイントで会ったのが「
naoggio写真日記」のnaoggioさんと同行のYさんでした。ちょうど車に戻って来たところだったので、オオミスジの交尾を案内しに戻りました。
この辺に蛹もあると指を指すと、ちょうど羽化しているところでした。(^^;
慌てて撮影しますが、すでに蛹からは出てしまっています。写真は体勢を立て直して少し翅が伸びかかったところです。
オオミスジ(雄・羽化)
徐々に翅が伸びていきます。
オオミスジ(雄・羽化)
ほぼ伸びきったところを広角で撮影しました。
オオミスジ(雄・羽化)
車を置いたところへ向かうと、道の反対側の梅でもオオミスジが飛んでいました。
この個体を撮影したときは羽化直後かと思っていました。上に少し蛹が見えています。
オオミスジ(雄・静止)
次のポイントへ行って戻って来たのは45分くらい後です。車をゆっくり走らせながら確認すると、交尾しているように見えました。
降りて撮影すると交尾が成立しています。
オオミスジ(雄・羽化)
さきほどの撮影は雌の羽化を待っていた雄だということが分かりました。
オオミスジだけで、これだけ撮影したのは初めてですが、羽化ラッシュの日で貴重なシーンをたくさん撮ることができました。
これも多くの偶然が重なって最初の交尾を見つけることができたからでした。