土曜はフジミドリシジミを探しに行きましたが、期待した撮影はできませんでした。
日曜は晴れが一番期待できそうな山梨方面へ行きました。
標高の高いアイノミドリシジミのポイントへ行きましたが、晴れた頃には活動時間の終盤です。
個体数も少なくて証拠写真にもならずに掲載見送りです。
移動した先週ヘムレンさんに案内していただいたメスアカミドリシジミのポイントも数が少なく、飛んでいるのを見つけるまでに少し苦労しました。
最初に見つけたときは長い卍飛翔でした。最初は設定が悪くボツばかりでしたが、調整するまで飛び続けてくれたので良い感じで撮影できました。
メスアカミドリシジミ(卍飛翔)
ISOを上げてシャッタースピードを1/2000に上げて撮影しました。背景が暗いので画質は全く気にならない感じです。
メスアカミドリシジミ(卍飛翔)
観察できたのはこの空間だけでしたが、卍飛翔が長かったのはこのときだけで、テリトリーを張る場所が上下に分かれたようです。
下へ来たのが負けなのか分かりませんが、少し遠い位置が多かったですが良い場所で撮影できました。
メスアカミドリシジミ(雄・静止)
翅裏はあまり撮影できませんでしたが、黒点がかなり発達している印象です。
図鑑では東北の個体に似たような標本も掲載されているので、異常気象の影響かもしれません。
メスアカミドリシジミ(雄・静止)
このときが一番近かったのですが、角度が取れませんでした。
メスアカミドリシジミ(雄・静止)
そこで一脚+インターバルで上から撮影してみました。
メスアカミドリシジミ(雄・静止)
撮影位置は地面よりは3メートルくらい高いので、下が広がっている感じになります。
少し角度をつけて広角の雰囲気を出してみましたが、モニタを見ずに撮影するのは難しいです。
メスアカミドリシジミ(雄・静止)
見る機会は比較的多いものの、なかなか良い機会に恵まれなかったメスアカミドリシジミの撮影を堪能できました。
撮影中にウラクロシジミを4回見ることができました。
一度は目の前に止まったのですが、近すぎてαを準備している間に飛ばれてしまいました。
いずれも活動時間前で、ヘムレンさんも2年続けて観察しています。
3時半頃まで待ってみましたが、夕方の飛翔は見れませんでした。飛ぶ場所は少し離れた場所かもしれませんし、もう少し待つべきだったのかもしれません。