常念岳といえばタカネヒカゲですね。
今回は条件に恵まれずに活発な活動をしている時間帯は30分程度しかなかったと思います。
槍ヶ岳背景の広角も2年前に撮影しているので、その時間帯も主にミヤマモンキチョウを狙っていました。
タカネヒカゲ(静止)
また、2日の観察で分かったのですが、ミヤマモンキチョウの方が少し条件が悪くても活動しますが、タカネヒカゲはより陽射しと気温が高くなるまで隠れているようです。
2日目は7時頃から晴れる時間もあったのでポイントで探しましたが、何度か晴れた8時頃に飛び始めましたが、タケネヒカゲが活動を始めたのは9時近くになってからです。
活発ではないので広角は撮影しやすい状況でした。このときは雲が多く槍ヶ岳は見えていません。穂高も半分以上が雲に隠れています。
タカネヒカゲ(静止)
今回もかなりの石を裏返しましたが、幼虫は見つかりませんでした。本当に石の裏にいるのでしょうか。(笑)
下山する直前にもう一度撮りたいと思っていたのですが、何とか間に合いましたがあまり良い写真にはなりません。
タカネヒカゲ(静止)
もう少し粘れば活発に飛ぶとは思うのですが、時期的にも遅いので早めの下山を決めました。
今回は少し周辺を散策して今までに撮影していない花も見れました。
これは登る途中ですがムシトリスミレです。
ムシトリスミレ
ランの仲間が咲き始めたところです。キソチドリのようです。
キソチドリ
コマクサが咲く場所に青い花が一輪咲いていました。
チシマギキョウ
また黄色いスミレも見れました。環境的にタカネスミレだと思います。
タカネスミレ
3度目も山頂へ登らずに下山しましたが、今回は初日に登っても良かったかなと思ったりしています。(^^;
下山の最後に土砂降りになったことは書きましたが、今回の最大の失敗はザックカバーを忘れたことでした。
そのためにザックの中のカメラがかなり濡れてしまい、今日サービスセンターで見てみらったのですが、修理不能の可能性が高いということでした。かなり痛いですが、教訓として書いておきます。単純に比較はできませんが、ウエストバックのα55とGX100は無事でした。