オオゴマシジミも発生が早めのようなので、早めの夏休みを取って採集車の少ない平日に行ってみました。
以前に撮影した場所が植物の保護ということでロープなどで入れなくなっていました。
少し奥まで歩いて林道沿いで撮影できそうな場所で探してみました。
何種類かの花で吸蜜を観察できました。ヒゴタイと名前の付く花の多い、トウヒレンの仲間だと思いますが、似た花が多いので名前は分かりません。撮影した中では一番綺麗な個体です。
オオゴマシジミ(吸蜜)
少し遠いですが、シシウド系の花での吸蜜です。翅も破損しています。
オオゴマシジミ(吸蜜)
狙っていたクガイソウでの吸蜜はワンチャンスでしたが、色褪せた個体です。
オオゴマシジミ(吸蜜)
沢沿いで待っていると、近くのタデ科の花に止まった個体を広角で狙いました。
オオゴマシジミ(吸蜜)
この個体は反対側の翅が破損していますが、こちら側は結構綺麗です。沢の流れと青空を背景に撮影できました。
この写真でも分かるように、予報に反して青空が広がっています。
こうなると翅を開いてくれません。広角にはいいのですが、翅表の撮影には適さない条件でした。
ここで撮影できたのは雄だけだと思いますが、綺麗な雌も何度か観察はできました。雌が飛んでいた場所は花が少なく食草が多い場所でしたが、産卵場所を探していたのでしょう。
移動の途中で別のポイントへ寄ると飛んでいる個体は観察できましたが、止まりませんでした。
この頃は曇っていたのですが止まらないと開翅も撮影できません。
ここでは綺麗なコヒオドシを撮影しました。
コヒオドシ(吸蜜)
帰りにクロヒカゲモドキのポイントへ寄ってみましたが、テリトリーを張っていた雄は1個体だけで撮影はできませんでした。今年は発生が少ないのかもしれません。