中部、東海などで大きな被害をもたらした台風が関東も直撃です。
早めに帰ったつもりでしたが、駅を降りると暴風で傘が秒殺となりました。
それでも雨が強くなかったので少し濡れた程度でした。風は更に強くなると思うのでボロい我が家が心配です。(^^;
さて、連休の最終日ですが、疲れもあったので栃木で撮り残した2種に絞って出かけました。
気温も高いのでシルビアシジミの開翅は難しいと判断してツマグロキチョウのポイントに直行です。
こんなところ?と思う場所に食草がたくさんあります。
もしかするとカワラケツメイでなく、アレチケツメイなのかもしれませんが、次の機会に調べてみたいと思います。
産卵行動も何度か観察できました。
ツマグロキチョウ(産卵)
卵はシロチョウの中でも小さくて撮影は苦労しましたが、以前に撮ったものよりもうまく撮影できました。
ツマグロキチョウ(卵)
幼虫は昨年終齢を撮影していますが、今回は少し小さいのが見付かりました。
ツマグロキチョウ(幼虫)
そうなると残るは蛹です。蛹の殻は多いのですが、羽化前のものがなかなか見付かりません。
未撮影なので少し頑張って探すと見付かりました。
ツマグロキチョウ(蛹)
もう1つ見付かりましたが、こちらは寄生されているように見えます。羽化した殻と並んでいます。
ツマグロキチョウ(蛹)
成虫の写真が少ないので、羽化直後の写真を掲載します。
こんな感じで蛹につかまっている成虫が5カ所くらいで見付かりました。
ツマグロキチョウ(静止)
別の個体を広角で撮影しました。
ツマグロキチョウ(静止)
ちょうど羽化ラッシュだったようですが、そこに求愛する個体は見当たらなかったので、すべて雄だったのでしょうか。
求愛は何度か観察できましたが、交尾は見ることができずに秋型の交尾は課題となりました。
1時間半くらいの撮影でフルステージを撮影できるツマグロキチョウの楽園でした。
他の写真は次回に掲載します。場所を教えていただいたOさんに感謝です。