そろそろ羽化ラッシュかとクロマダラソテツシジミの幼虫が多かった場所へ行きましたが、全く姿が見えません。
近くのポイントも難しそうで、午後から少し離れた場所へ移動しました。
ちょうど多くのカメラマンが交尾中のカップルを撮影しているところでした。
いろいろ撮影できたので、お会いした方や交尾は次回にして、撮影したかった低温期型の雌を中心に掲載します。
最初に産卵を掲載します。あまり新鮮な個体ではないですが、低温期型の特徴は出ています。卵も周囲にたくさん写っています。
クロマダラソテツシジミ(雌・産卵)
翅裏がかなり白く見える個体です。翅表も見えて、今回の気に入った写真の一枚です。
クロマダラソテツシジミ(雌・静止)
個体数はかなり多いのですが、翅の一部が欠けていたり、尾状突起の片方がない個体などが目立ちます。
そんな中で新鮮で綺麗な雌が見つかりました。
ソテツの突起の影が気になりますが、これも面白い絵でしょうか。
クロマダラソテツシジミ(雌・静止)
産卵の合間に翅を開きました。
クロマダラソテツシジミ(雌・静止)
しばらく追いかけて、2つの尾状突起が写った全開を撮影できました。
クロマダラソテツシジミ(雌・静止)
広角はそのままαで写しました。GX100に替えたところで飛ばれてしまいました。
クロマダラソテツシジミ(雌・静止)
センダングサで吸蜜している雌は少し擦れた個体ですが、黒い斑紋の繋がりが大きくなっています。
クロマダラソテツシジミ(雌・吸蜜)
今年は雌を撮影できていなかったのと、2年前の発生では低温期型の翅裏をしっかり撮影できなかったので、嬉しい成果となりました。