「
Nature Diary」の虫林さんからオオミスジ交尾を撮影した場所の問い合わせがありました。
見つけた幼虫が剪定されてしまったそうで、別の幼虫を見つけたいとのことです。
僕もあの場所で幼虫を探したいと思っていたので、ご一緒させていただくことにしました。
行く途中、オナガシジミの卵を探してみると、綺麗な卵が見つかりました。
オナガシジミ(卵)
虫林さんと合流して話を聞くと、剪定された枝も見つけたとのことで、見つからなくても幼虫は撮影できそうです。
安心して探しますが、簡単には見つかりません。
昨年の発生数は少ないと思われた方の梅でやっと見つかりました。
梅の蕾を入れて広角で撮影です。
オオミスジ(幼虫)
虫林さんが見つけていた幼虫の方が少し立派な印象です。
オオミスジ(幼虫)
股のところから顔が撮影できます。
オオミスジ(幼虫)
移動して虫林さんが見つけたウラナミアカシジミの卵を撮影させてもらいました。
同じ枝に4つの卵が付いているのが驚きです。
ウラナミアカシジミ(卵)
別の場所のミズイロオナガシジミの卵も案内してもらいました。
ここも周囲にミズイロオナガシジミの卵が多く、見つけやすい場所にあるのが近場で探せないのを考えると不思議です。
ミズイロオナガシジミ(卵)
独特の形状が魅力的です。角度を変えて撮影しました。
ミズイロオナガシジミ(卵)
近くに伐採林があったので、クヌギを探すとクロミドリシジミの卵が見つかりました。
クロミドリシジミ(卵)
小さめですが色が濃いクヌギの樹皮では目立ちます。細かい突起の卵です。
クロミドリシジミの卵は高い位置に産卵されるので、伐採林がないと見つけるのは困難です。なので、嬉しい発見となりました。
クロミドリシジミ(卵)
虫林さんには一日お世話になりました。ありがとうございます。