2005年5月中旬 山梨県塩山市 晴
遊び過ぎと言われそうだが(^^;、仕事の方が予定より早く片付いたのと、先の天気が曇りがちなので、予定を変更して山梨の塩山へ出掛けた。
何度も来ている林道だが、この時期に来るのは初めてである。狙いは今回もミヤマカラスアガハにスミナガシ。
今年初めて見るコジャノメやダイミョウセセリが飛んでいるが、目的の蝶ではスミナガシを一度見ただけだった。数は多くないが、サカハチチョウ、コツバメ、ミヤマセセリなどが見られた。
オナガアゲハは数が多く、産卵シーンも見たのだが、撮影はできなかった。唯一、吸水を撮影したのは翅がかなり破損している。
驚いたのはアサギマダラが飛んできたことだ。この時期にアサギマダラの見れる場所へあまり来ていなかったので予想していなかったのだが、第一化がもう山梨まで来ているということなのだろう。
塩山市の蝶の写真1
嬉しかったのは初撮影のクモガタヒョウモンを撮れたことだ。高いところに咲いている花で吸蜜していたのだが、短い間だが地面に止まってくれた。
クモガタヒョウモン(雄・静止)
少し色褪せた個体だが、ツマキチョウの雄がしっかり翅を広げたところを初めて撮影できた。
林道の出口近くのミツバウツギにミヤマセセリ、コミスジが来ているので撮影していると、密かに期待していたアオバセセリがやってきた。花がほとんど開いていないせいか、ゆっくり吸蜜してくれるのだが、崖にある木なのと太陽の位置の関係で、思うような写真にならない。満足には遠いが、昨年よりは良い色には写せたかと思う。アオバセセリの撮影は難しい。(^^;
アオバセセリ(吸蜜)
その後、以前にヒメシロチョウの夏型を撮影した場所へ寄ってみたが、ウスバシロチョウが飛んでいるだけだった。
塩山市の蝶の写真2