前回は予報が外れて見ることもできなかったコツバメに再挑戦です。
最初にミズイロオナガシジミの卵を確認すると、コナラの方は間伐と枝打ちが入ったようで、見当たりません。
クヌギの方は無事で一安心ですが、幼虫観察の可能性が減ってしまいました。
昨年早い時期にコツバメが発生していた場所を探してみますが、飛んでいるのはキタテハだけです。
タンポポがまとめて咲いている場所があり、何度も吸蜜に止まっていました。全開も撮影していますが、こちらの方が好みです。
キタテハ(吸蜜)
ミヤマセセリが期待できる場所ではタチツボスミレも結構咲いていますが、飛んで来たのはキチョウでした。
それでも、スミレの吸蜜がしっかり写せたので満足です。
キチョウ(吸蜜)
すでにコツバメが何度か観察されている場所では「
撮影日記」のダンダラさん夫妻と会いました。
気温も上がって条件は良さそうなのですが、コツバメはなかなか見れません。
キタテハに混じって飛ぶ姿が観察できたのは11時半頃です。テリトリー活動を始めたところのようです。
コツバメ(静止)
すぐに見失いますが、アセビに来ているとダンダラさんの奥さんが教えてくれました。
同じ個体かは分かりませんが、まだ発生初期で数も少ないようです。
この吸蜜はこの日のベストショットでしょうか。
コツバメ(吸蜜)
少し高い位置での吸蜜も青空が背景で良い感じです。
コツバメ(吸蜜)
逆光だと縁毛が青く光りますが、ちょっと花の軸が邪魔です。
コツバメ(吸蜜)
まずまず撮れたので、早めに引き上げました。帰りに狭山へ寄ってみますが、やはりミヤマセセリの姿は見れません。
ここでは紅梅で吸蜜するテングチョウを撮影できました。
テングチョウ(吸蜜)
白梅での吸蜜は何度か撮影していますが、紅梅は初めてです。
白梅よりも数が少なく、早く咲くのでテングチョウの時期には花が終わっていることが多いのでしょうか。
寒い年ならではの組み合わせかもしれません。