20度くらいまで気温が上がるというので、神奈川のギフチョウの様子を見に行きました。
午前中は雲が多く、寄り道をして昼前の到着です。
ようやく晴れる時間も長くなってきましたが、発生の早い斜面でも姿は見れません。
例年なら各所に咲いているタチツボスミレやモミジイチゴも全く花を付けていません。
ミヤマセセリも見れないので、早めに諦めてダンダラさんがミヤマセセリを撮影した八王子方面へ移動です。
この場所は蝶の撮影を始めた初期から毎年のように撮影に来ていましたが、数年前からミヤマセセリも少なく、他の蝶もあまり見れなかったので久しぶりになります。
吸水ポイントでは複数の雄を観察できました。
ミヤマセセリ(雄・静止)
タイミングが悪かったのかもしれませんが、この場所でこのような光景は久しぶりで嬉しくなります。
ミヤマセセリ(雄・吸水)
広角で撮影すると、こんな感じで水辺で吸水しているのが分かります。
ミヤマセセリ(雄・吸水)
少しだけ青空を入れることもできました。
ミヤマセセリ(雄・吸水)
もう少しいろいろな角度で撮影したいところでしたが、吸水の合間に低い位置で飛んだり、ときおり絡んで飛翔するので飛翔撮影に切り替えました。
飛翔撮影は難しい蝶ですが、吸水の合間は比較的撮影しやすい条件です。
それでも今シーズン初めてで感覚がつかめないのか最後の方に撮影した2枚以外は使えるものが撮れていません。
こちらはかなり大きく撮影できていますが、翅は止まりきれていません。
ミヤマセセリ(雄・飛翔)
もう1枚は良い感じですが、かなりトリミングしています。
ミヤマセセリ(雄・飛翔)
飛翔を狙っているときにポイントから遠くへ飛んで行く個体を見ているとニリンソウに止まりました。
急いで近づきますが、ニコンは持っていなかったのでα55でそのまま撮影です。
証拠写真を撮ったところで飛ばれてしまいました。
ミヤマセセリ(雄・吸蜜)
途中でウラギンシジミが飛んできました。越冬体勢から活動を始めたところでしょう。
ダンダラさんが観察していた個体も同じ日に活動開始ということなので、こちらも掲載しておきます。
ウラギンシジミ(雌・吸水)
しばらくすると、日陰の範囲も大きくなってミヤマセセリも飛んでこなくなったので引き上げました。
午後からなのでミヤマセセリのポイントだけの撮影になりましたが、今度はゆっくり歩いて楽しみたい場所です。