2012年6月上旬
絶好のオレンジ日和ですが、諸事情で今年は見送りになりそうです。
近場でゼフのポイントを回りました。
ミズイロオナガシジミ、ミドリシジミはまだ早いでしょうか。
ヒメジャノメはゼフの時期には少し鮮度が落ちてしまいます。まずまず綺麗な個体を探しての撮影です。
ヒメジャノメ(静止)
アカシジミのカマズミ吸蜜を確認すると、花はぎりぎりという状態ですが、蝶は何も来ていません。
離れた場所の栗を見てみると、高い位置にたくさん吸蜜しています。下は3匹写っています。
アカシジミ(吸蜜)
低い位置にも花はあるのですが、今まで撮影できたことはありません。今回は珍しく下で吸蜜していました。
アカシジミ(吸蜜)
高い位置で吸蜜しているのも確認できたのは全てアカシジミでウラナミアカシジミが見つかりません。
下草でも見つかったのはアカシジミだけでした。すでに観察している人もいるので、今年は数が少ないのかもしれません。
ウツギでトラフシジミの幼虫を探しますが見つかりません。
ヒメキマダラセセリは数が増えていますが、鮮やかな色は少し褪せています。
ヒメキマダラセセリ(吸蜜)
近くでゴマダラチョウが産卵していました。この蝶の産卵にしては腹部がよく曲がっています。
ゴマダラチョウ(産卵)
卵を撮影すると少し角度が変です。産卵後に押してしまったのでしょうか。
ゴマダラチョウ(卵)
ウラゴマダラシジミのポイントは前回よりも少し遅い到着です。
栗の花とイボタの花で吸蜜している個体も見れましたが、すでにかなり擦れています。
比較的綺麗な個体が止まっていましたが、撮影しやすい位置がありません。隙間から何とかファインダーを覗くと雄が絡んできました。
そのままシャッターを切りますが、手前の何かが被っていたようでボケた画像です。
ウラゴマダラシジミ(求愛)
その後は少しましな画像です。
ウラゴマダラシジミ(求愛)
この日は他にも求愛を観察できましたが、交尾は成立しません。
拒否した雌は産卵場所を探していましたが、見失ってしまいました。ここはイボタが密集しているので、産卵の撮影には向いていないかもしれません。