2012年6月上旬
撮影仲間がウラゴマダラシジミ、ウラナミアカシジミの蛹を見つけてくれたので、栃木へ行きました。
まずはウラミスジシジミの蛹を再撮影です。蟻は蛹の上に積み上げるのは諦めたようです。(^^;
ウラミスジシジミ(蛹)
別の場所へ移動してウラゴマダラシジミの蛹を探します。
発見者の、ねこきちさんに詳しく場所を教えてもらっていたので、短時間で見つかりました。
ウラゴマダラシジミ(蛹)
羽化していないか心配でしたが、まだ兆候はなさそうです。
ウラゴマダラシジミ(蛹)
今度はウラナミアカシジミの蛹を探します。位置関係を間違えて苦戦しましたが、30分くらい探して見つかりました。
ウラナミアカシジミ(蛹)
ちょうど赤い翅が透けて見えて綺麗な状態です。
ウラナミアカシジミ(蛹)
形状からウラナミアカシジミと思いますが、もう少し羽化直前にならないと透けた翅からは分からないですね。
ルリタテハの蛹も教えてもらっていましたが、こちらは何かに襲われて半分しか残っていませんでした。
以前に撮影しているので、時間をかけて他の蛹を探すことはしませんでした。
オオムラサキの蛹を探しましたが、幼虫2匹が見つかったものの、蛹化間近だった幼虫は移動してしまったのでしょうか。
ミドリヒョウモンの蛹も1つは穴が開いていました。
もう1つはかなり黒くなっています。これだとメスグロヒョウモンと区別が難しくなります。
ミドリヒョウモン(蛹)
ミスジチョウの蛹も1つが駄目なようです。残りはまだ羽化の兆候がありませんが、少し離れた場所で成虫が見れました。
ミスジチョウ(吸水)
自分でも少し蛹を探してみましたが、幼虫から追跡していないと難しいですね。
蛹を見つけた、ねこきちさん、Tさん、ありがとうございました。
ウラゴマダラシジミの蛹は野外では初撮影です。
ウラナミアカシジミは秩父で終齢を持ち帰ったものの寄生されていて、蛹は初撮影と嬉しい成果でした。