2012年6月中旬
虫林さんに昨年案内していただいたクロミドリシジミのポイントに深夜から出撃です。
本当は複数の目がある方がいいのですが、週末の天気が微妙なので1人での撮影です。
早めに寝て目覚ましよりも2時間早く起きたので、そのまま出掛けました。
暗いうちに到着し、飛翔の観察が目的です。
準備もしていないので撮影は無理でしょうが、どのような飛翔なのか一度見て見たいと思っていました。
ところが、曇っているせいか活発に飛ぶ姿は見れませんでした。この時期は朝から晴れる日は少ないと思うのですが、晴れていないと飛ばないのでしょうか?
クヌギを叩いて、多いのはミズイロオナガシジミでした。開翅を待つ時間がもったいないのでパスです。
ときおりクロミドリシジミも降りてきます。1人だと見失うことも多いですが、クズの葉に止まらずに下へもぐり込むことも多いです。
予定よりも広範囲に探索しましたが、成果なしで最初に降りた場所の周辺を再度探しました。
すると、足下から飛び出してクズの葉に止まりました。
クロミドリシジミ(雄・静止)
何とか撮影できて良かったです。翅の形状から雄に見えます。
開翅を待ちますが、一度明るくなった空がまた曇ってしまいました。
晴れれば開くはずと待っていると、向きを変えました。たくさんシャッターを切った中で一枚だけストローを伸ばしていました。
クロミドリシジミ(雄・吸汁)
ようやく陽射しが差し込むと、期待通りにゆっくりと開きました。
クロミドリシジミ(雄・静止)
ミドリシジミの仲間では青や緑の輝きはないですが、それだけに新鮮な個体は美しいです。
クロミドリシジミ(雄・静止)
昨年以上に傷1つない完品に見えます。α55で縦位置で撮影しました。
クロミドリシジミ(雄・静止)
続いて広角です。
クロミドリシジミ(雄・静止)
少し暗いですが、翅を開くと短時間で飛ぶのでシャッター速度を少し下げてパスト連写で撮りました。
クロミドリシジミ(雄・飛翔)
いかにもパスト連写という飛翔ですね。そのうち暗い中を飛ぶ飛翔を撮影したいところです。