2005年5月中旬 雁ケ腹摺山、塩山市、奥多摩町 晴
埼玉に行くか迷ったが、より天気が良さそうな山梨方面へ行くことにした。
雪の富士山もそろそろ見納めかと思って、何度も行っている雁ケ腹摺山に行く。スミレの時期は初めてだが、期待したほど花は咲いていなかった。唯一、ツルネコノメソウと思うが、ネコノメの仲間が1つ加わったのが収穫となった。
天気の良い日に来ているのではあるが、富士山が見れないことは1度もないから不思議だ。今回も素晴らしい展望で南アルプスまでよく見える。旧500円札の富士山の撮影地という看板を入れて撮影してみた。
富士山
多くの鳥の鳴き声やキツツキのドラミングが聞こえたが、鳥は全く分からない。唯一ゴジュウカラだけ目のラインが見える写真が撮れた。
雁ケ腹摺山で撮影した写真
下山後、先週に続いて塩山へ行くが、状況はあまり変っていないようだ。それでも、ツマグロヒョウモンの雄が林道入口付近で吸蜜しているのを撮影できた。
ミヤマカラスアゲハを期待した吸水ポイントではトラフシジミが体を横たえている。吸水かは確認できなかったが、今年は本当に良く見ることができる。
アオバセセリが吸蜜に来ていたミツバウツギには越冬後のクジャクチョウがやって来た。ボロボロコレクションにクジャクチョウが仲間入りだ。
塩山市で撮影した蝶の写真
早めに切り上げて奥多摩のポイントへ向かう。3度目で初めて好天になった。スジグロシロチョウがゆっくり飛んでいたので飛翔写真を撮っていると、産卵のようだ。設定を変えて撮影した。
スジグロシロチョウ(産卵)
エゾスジグロシロチョウではないと思うのだが、どうでしょうか?
オナガアゲハが何度もやってくる中で、吸水しながら飛ぶ個体を何とか撮影できた。
期待したスミナガシやアオバセセリは見られなかったが、ミヤマカラスアゲハらしいアゲハが2匹飛んで来た。残念ながら撮影チャンスはなかったが、午前中だったら吸水も見ることができたかもしれない。
奥多摩町で撮影した蝶の写真