2012年7月上旬
曇りの時間が長そうな栃木方面へ行きました。
オオヒカゲの開翅が狙いです。
現地へ着いてニコンのバッテリーを充電して忘れていることに気付きました。
α55では近寄るのが難しい蝶なので、一度市街地へ戻ってバッテリーを購入しました。
ほとんど充電されていない状態ですが、少しは使えそうです。
予備は必要だと感じていましたが、純正品で高い出費です。(^^;
同じ場所に来ていたYodaさん達が福島へ行くというので、便乗しようかとも思ったのですが、大幅に時間をロスしてバッテリーが少ない状況で断念です。
ときおり薄日が射すような条件ですが、オオヒカゲは全く開翅する気配がありません。
オオヒカゲ(雌・静止)
気温が高いのが原因でしょうか。
仕方ないので飛翔撮影に切り替えです。
暗い環境なので、F1のストロボ連写です。パスト連写のフラッグシップ機ですが、秒7コマのストロボ連写も優れものです。
内蔵ストロボで秒7コマ、シャッター速度1/1000で撮影できます。
オオヒカゲ(飛翔)
今まではゼフの卍飛翔中心に使ってきましたが、もっと他の蝶の飛翔で使っても良さそうです。
上と一連の連写ですが、ノートリミングで掲載します。
オオヒカゲ(飛翔)
午後は天気も崩れてくるので、気になっていたツマジロウラジャノメの幼虫を探しに行きました。
小雨の中を探すと大きめの幼虫が見つかりましたが、ギンイチモンジセセリのようです。
ギンイチモンジセセリ(幼虫)
巣が開いていたので最初はセセリと思わずに期待してしまいました。(^^;
卵の周辺には食痕も見当たりません。
驚いたのは雌が飛んできて目の前で産卵したことです。雨なのでバッグの中のカメラは間に合いません。
孵化した卵が2つ、孵化前の卵も2つ見付かりました。
そこから少し離れた位置ですが、やっと幼虫が見付かりました。
ツマジロウラジャノメ(幼虫)
もう少し大きい幼虫も見たいところですし、クロヒカゲモドキの幼虫も期待しながらの探索でしたが、雨も強くなってきたので撤収です。