すっきりしない予報なので近場で課題のヒメキマダラセセリの幼虫を探してみました。
コチャバネセセリはたくさん見つかるのですが、本命は見当たりません。
コチャバネセセリ(幼虫)
ジャノメの幼虫も1つ見つかりました。クロヒカゲです。
クロヒカゲ(幼虫)
正面から撮影すると、食べた葉の欠片でしょうか。顔に緑のアクセントがあります。
クロヒカゲ(幼虫)
昼頃になると晴れてきました。これならもう少し遠くへ行けば良かったですね。
狭山丘陵へ移動してコミスジの幼虫を探してみました。
野外で蛹を見つけるための調査ですが、蛹を見つけやすそうな場所では1匹しか見つかりませんでした。
オカトラノオは各所で咲いているのですが、一カ所だけ蝶が集まっているポイントがありました。
多かったのがオオウラギンスジヒョウモンです。
*メスグロヒョウモンとしていましたが、オオウラギンスジヒョウモンに訂正します。指摘ありがとうございました。
オオウラギンスジヒョウモン(雄・吸蜜)
オオウラギンスジヒョウモンを間違えていましたので、メスグロヒョウモンの雄を掲載します。
メスグロヒョウモン(雄・静止)
フィールドガイドでは
1が細い線上(オオウラギンスジヒョウモンは連続と記載)
2が斜め
3は僕が判別点としているのですが、紋がない
今回は1の細いという表現と、フィールドガイドのオオウラギンスジヒョウモンが太目の斑紋だったので、メスグロヒョウモンと決めてしまいました。狭山でメスグロヒョウモンは多数みたことがあるのに、オオウラギンスジヒョウモンは単独でしか見ていないという先入観もあったと言い訳です。(^^;
2の斜め、3の紋がないを合わせるとメスグロヒョウモンではないのがすぐに分かりますね。
オオチャバネセセリも複数来ていました。
オオチャバネセセリ(吸蜜)
この蝶は近場ではあまり見ていないのですが、この時期には遠くへ行くことが多いからでしょうね。
キマダラセセリも見れましたが、擦れた個体が多いようです。
キマダラセセリ(吸蜜)
好きなセセリなので新鮮な時期に見たかったところです。