2012年7月下旬
微妙な予報でどこへ行くか迷います。
前日の昼頃は浅間山系が良さそうな予報でしたが夕方には他と同じで、先週のように山の上は雨の可能性も高いので止めました。
雨の可能性もありますが、曇りでもいい富士山麓の蝶を目指しました。
クロシジミに関しては何度か撮影していますが、新鮮な個体の開翅を撮影できてなく、交尾や産卵も未撮影です。
朝から小雨で気温も低めです。まだ発生初期なのか天候のせいか数は少なそうです。
何とか新鮮な雄を撮影できました。
クロシジミ(雄・静止)
少し明るくなると翅を開き始めました。
クロシジミ(雄・静止)
ここまでしか開きませんでしたが、雄の翅表の色が少し出せたかと思います。
クロシジミ(雄・静止)
こちらは雌だと思いますが、雄より擦れていました。
クロシジミ(雌・静止)
全開してくれましたが、痛みが目立ちます。
クロシジミ(雌・静止)
静岡県富士宮市のクロシジミが富士宮市条例によって採集禁止になったそうです。
採集者らしい人も何人か見ましたが、全国的に減少している蝶なので理解してもらいたいです。
ここのクロシジミは採集によって減っている蝶ではないと思うので、環境保全の方にも力を入れて欲しいものです。
小雨が降ったり止んだりの天気で個体数も少ないようなので交尾や産卵は難しいと判断して移動しました。
ミヤマカラスシジミは別途紹介しますが、ミヤマカラスシジミの植樹から飛び出したのは想定外のメスアカミドリシジミでした。
すぐに翅を開き始め、綺麗な雌のオレンジが見えます。
メスアカミドリシジミ(雌・静止)
撮影を始めた2年目に目の前で全開を見ているのですが、撮影前に逃げられています。
今年はyodaさんが新鮮な雌の全開を撮影していて羨ましく見ていました。
手前の翅が破損していて、位置もいまひとつですがオレンジの斑紋をしっかり写せただけで嬉しい撮影です。
メスアカミドリシジミ(雌・静止)
一脚+インターバルで撮影しようとしたところで飛ばれてしまいました。