2012年7月下旬
今回はミヤマシロチョウが大発生しているというメギの群落へ行きました。
登山道周辺でもかなりの数を観察できましたが、ポイント周辺では更に多くが観察できました。
ポイントでお会いした田舎太郎さんによると、これでも少ないそうです。
各種の花で吸蜜する蝶ですが、ここではウツボグサが人気です。
ミヤマシロチョウ(吸蜜)
一番見たかったのは産卵ですが、低いメギに2匹の雌が産卵していました。
ミヤマシロチョウ(産卵)
広角の背景の右の樹もメギだと思います。
ミヤマシロチョウ(産卵)
他のメギも含めて5カ所で産卵が見れました。
産卵中でも何度も雄が絡んできて交尾拒否になります。
ミヤマシロチョウ(求愛)
ときには産卵場所から逃げてしまいますが、同じ場所に戻って産卵を再開します。
そうして卵塊が完成です。
ミヤマシロチョウ(卵)
サフランライスのようにも見えますが、幼虫の集団はシロチョウの中でも気持ち悪い種です。
吸蜜中も雄の求愛は各所で観察できましたが、交尾を観察するには少し時期が遅いようです。
ミヤマシロチョウ(求愛)
せっかくのチャンスなので飛翔もたくさん撮影したかったのですが、α55のバッテリー切れでEX-F1での撮影です。
ミヤマシロチョウ(飛翔)
ミヤマモンキチョウの産卵はうまく撮影できませんでしたが、高山蝶2種の産卵を観察できて良かったです。