2012年9月中旬
曇りの予報で涼しいかと期待して栃木へ行きました。
ところが、晴れている時間が多くて暑さが厳しい一日でした。
ミヤマシジミのポイントはしっかりと草刈りが行われたようで数が少ない印象です。
奥の方の少し茂っている場所を見ると複数の雄が飛んでいました。
この雄はこういう位置に止まるのが好きみたいです。
ミヤマシジミ(雄・静止)
暑い中で頑張りましたが、基本的には雌を探して飛び回っているので、なかなか撮影できません。
何とか開翅を撮影できましたが、止まった場所も青の色もいまひとつです。
ミヤマシジミ(雄・静止)
蟻が多いコマツナギがあったので幼虫を探すと見つかりました。
以前に見つけたのは2齢くらいだと思いますが、今回は終齢のようで嬉しい発見です。
ミヤマシジミ(幼虫)
ミヤマシジミは蟻がいないと生息できないような共生関係はないのですが、幼虫は蜜を与えて外敵から蟻が守ると言われています。
蛹化も蟻の巣に入る場合もあるそうですが、葉や枝で蛹化することもあるようなので、再訪して探してみたいです。
広角でも撮影しました。
ミヤマシジミ(幼虫)
yodaさんが見つけたツマグロキチョウが多い場所を探しますが、およその位置を記憶しただけで来たので正しい場所か分からない状態です。(^^;
せっかくの情報を活用できずに申し訳ありません。
食草が多い場所はありましたが、成虫はそれほど飛んでいなかったので、微妙に違ったのかもしれません。
それでも、夏型、秋型が少し観察できました。
ツマグロキチョウ(夏型・吸蜜)
シルビアシジミも探してみましたが、暑い中では根気が続きません。
毎年見ている場所に移動するとcactussさんが来ていて、1時間ほど探して成果なしとのことです。
こちらは本当に厳しい状況かもしれません。
少し散策しますが、早めに諦めました。
ここではミヤコグサで吸蜜するツマグロキチョウを撮影できました。
ツマグロキチョウ(秋型・吸蜜)
オオヒカゲのポイントへ移動しました。
ミドリヒョウモン、メスグロヒョウモンの産卵なども期待して歩きますが、全く姿が見れませんでした。もう少し涼しくなってからなのでしょう。
オオヒカゲは多数見れますが、やはり産卵には少し早いようです。
多くの課題が残ったので、早めに再訪したいですが涼しくならないと標高の低い場所は厳しいですね。